SHIINBLOG

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

【DTM】ドラム打ち込みフレーズ(6) 16Beat①

どもdeeです。

 

今回から16beatのフレーズ集です。

前回の記事はこちら。

livaeal.hatenablog.com

 

 

16beat(1)

シンプルな16beatのイメージです。

スネアとキックは8beatっぽいのですが

ハットが16beatを表現してます。

ピアノロールのイメージです。

ポイントとしてハットの裏拍はなるべく小さなベロシティにし

アクセントにばらつきを作ります。

ベロシティが揃いすぎていると、

いかにも「打ち込み!」って感じになってしまいます。

 

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実際に聞いてみましょう。

 

16beat(2)

ちょっと長いので先にピアノロールを。

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スネアが裏拍に入るイメージです。

いたるところでスネアが顔を出してます。

一部、キックも裏に入ります。

最初のフレーズに比べてリズムに複雑さや

うねりがでます。

スネアが入った分最初のフレーズより

ハットの数が減っています。

この辺りは実際にドラマーが叩いているところを

イメージしながらフレーズの足し引きを考えましょう。

実際に聞いてみましょう。

 

次回は16beatの続きです。

 次回はこちらから。

livaeal.hatenablog.com

【DTM】ドラム打ち込みフレーズ(5) 簡単にドラムンベースサウンドのドラムを作る方法② DB-Force The Amenの機能説明

どもdeeです。

 

前回の「簡単にドラムンベースサウンドのドラムを作る方法①」で

DB-Force The Amenを紹介しました。

今回はDB-Force The Amenの機能説明になります。

前回の記事はこちら。

livaeal.hatenablog.com

DB-Force The Amenの機能説明

 スライスされたサンプルをここではノートと呼びます。

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(1)プリセットマネージャー

 プリセットファイルを読み書きしたり、プリセットを変更します。

(2)エンベローブ

 全体/各スライスされた音源にエンベローブを設定できます。

 The Amenのキモとなる機能です。

(3)エフェクター

 以下、エフェクターを使用できます。

 フェイザー・歪み汚し系・リバーブLFOが2つ

(4)ノートセレクタ

 エンベローブで設定を変える対象を選択します。

 上下のボタンを押すかノートが書いてある窓から一覧でノートの選択をします。

(5)フィルターエンベローブ

 フィルター用のエンベローブです。

(6)ウェーブウィンドウ

 波形を表示する窓です。ノートセレクターで選択したノートが

 ループのどの位置にあるかも示してくれます。出力音も赤く表示させます。

(7)フィルター

 フィルターを操作できます。

(8)ピッチスライダー

 レンジで選択した範囲でピッチをスライドできるスライダーです。

(9)ピッチコントローラ

 オクターブ、半音ごと、cent単位でピッチを変更できます。

 

注意する点はスライスごとに設定できるのは

(2)エンベローブだけになります。

フィルターやピッチスライダー、エフェクターは全体にかかるため

特定のノートだけに上記機能の効果を与えたい場合は

DAWのオ-トメーションを使う必要があります。

 

 

エンベローブの使用法

さらにThe Amenのキモとなるエンベローブの使用法について。

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Enable

 エンベローブのON/OFF。赤くなってないとエンベローブは動きません。

FW Loop(Rv Loop)

 リトリガー機能のON/OFF。FwEnd(RvEnd)を小さくしたときノートを連打します。

※EnableとFW Loopの間にどのノートが選択されているか表示されます。

Attack

 ノートのアタックをコントロールします。

Decay

 ノートのディケイをコントロールします。

真ん中のボタン

 ノートを普通に再生するときとリバース再生するときの設定を切り替えるための

 ボタンです。Fwが普通に再生・Rvがリバース再生時になります。

Fw Start(Rv Start)

 ノートの再生位置を決めます。ココを上げるとサンプルの頭よりズラして

 再生します。

Fw End(Rv End)

 ノートの停止位置を決めます。ココで設定した長さでFW Loopの回数も決まります。

Volume

 ノートの音量を設定します。

Pan

 ノートのパンを設定します。

 

最後にピッチスライダーとエンベローブを使ったデモ。

ピッチスライダーは上げ下げの効果感じられると思います。

その後エンベローブでFw Endを下げた違いを感じられるかと思います。

Fw Endを下げたあとFW Loopをonにしてます。

 

 

次回から16beatのフレーズになりますー。

次回はこちらから。

livaeal.hatenablog.com

歌い手魂其の百八・Brian Wilson(The Beach Boys)

「音楽映画」のカテゴリーで『The Beach Boys』の元リーダー

Brian Wilsonを主演にした『ラブ&マーシー』を紹介したので、

今回はそのBrian Wilsonを。

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映画を観るまで今もご活躍されているとは

存じ上げませんでした。

 

まずはその映画のタイトルにもなった“Love & Mercy”。


Love and Mercy - Brian Wilson

日本語訳は “愛と慈悲”です。

映画を観るとその内容もしみじみ心に響きます。

 

1961年に『The Beach Boys』を結成。

サーフ・ロックとして一躍有名になりました。

でもそれはDennis Wilsonの趣味で、

Brian Wilsonにサーフィンの趣味はなかったそうです。

デビューは小さなレーベルからでしたが、

キャピトル・レコードに移籍して第一段シングル

 “Surfin’ Safari”が全米14位のヒットを記録。


BEACH BOYS Surfin' safari 1962

 

“All Summer Long”も初期のヒット曲の一つ。


Beach Boys - All Summer Long

何のかんの言っても、ハーモニーは素晴らしいです。

 

Brian Wilsonが『The Beatles』の影響を受け、

コンセプトアルバム「Pet Sounds」をつくるも、

それまでのイメージとかけ離れていたため受け入れられなかったそう。

今ではロックの名盤として扱われていますが。

そのアルバムから“Wouldn't It Be Nice”。


The Beach Boys - Wouldn't It Be Nice (Original Video)

 

このアルバム作成後、Brian Wilsonはノイローゼになってしまいます。

アルバム『Smile』を制作中にドロップアウトしてしまいました。

その辺りが先述した映画『ラブ&マーシー』で赤裸々に

表現されていて、とても興味深い内容でした。

livaeal.hatenablog.com

 

その間にもバンドは活動していて、

“Good Vibrations”はその時期のヒット曲の一つです。


The Beach Boys - Good Vibrations

 

1985年の「ライブ・エイド」出演後、

ソロ活動に重点を置くようになります。

1988年に初のソロ・アルバムで完全復活を果たします。

The Beach Boys』の活動にも参加していましたが、

弟Carl Wilsonの死後、袂を頒ちソロ活動に専念したそうです。

2004年にグループ時代に制作断念していた『Smile』を

37年の年月を経て完成させています。

先述したGood Vibrations”と聴き比べても面白い。


Brian Wilson - Good Vibrations (SMILE)

 

今でも精力的に活動しているBrian Wilson

最後に2015年リリースの“The Right Time”を。

とても耳馴染みの良い曲で、彼の音楽観がストレートに入り込んできます。


Brian Wilson - The Right Time (Lyric Video) ft. Al Jardine, David Marks

ブタの貯金箱⑥

DAISOのブタの貯金箱、3匹コンプリート!と思っていたら、

知り合いからキャンドゥで別の色のブーちゃんがあったとのお知らせが。

それはゲットせねば、と100均に行く度にチェックしてたら

やっと出会いました。モノクロのブーちゃん。

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貯金箱ばっかりこんなに揃えてどないすんねん!

とかは言いっこなし。

私は単なるブタコレクターなので( ▼•Ꙫ•▼ )♪

あなたはどのブーちゃんがお好みで?

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【DTM】シンプルなシンセで使い方を覚える②:TAU Bassline

どもdeeです。

 

前回記事の続きとなります。

 

livaeal.hatenablog.com

 

TAU Basslineを元にアナログシンセの機能の説明です。

 

オシレータ

基本となる音の波形を指します。

通常オシレータを選ばないとシンセは音がでません。

最もシンセの基本となる音になります。

このオシレータで選んだ音を元に他のセクションで

音を加工していくことがシンセの基本になります。

基本的には5つの波形となります。

・サイン波

 倍音を含まず優しい音です。

三角波

 倍音が少ないくサイン派の次に柔らかい音です。

・ノコギリ(Saw)波

 倍音を多分に含んでおり一番使用頻度が高い音です。

 エッジを含んだ音になります。

・矩形(Squea)波

 「くけいは」と読みます。

 少しクセがある倍音をもった音になります。

 ファミコンなどゲーム音楽によく使用されました。

・ノイズ波

 ランダムな波形の形で文字通りノイズを出します。

 スネアなどのワンショットの音色に使用されたりします。

 

とりあえず簡単にこれだけ覚えておきましょう。

最近のシンセでは他にもオシレータの波形を自分で編集したり

サンプリングした音色を使用できたりする機種もあります。

 

さてTAU BassLineに話に戻しますが

TAUはノコギリ波と矩形波の2種類しかオシレータをもってません。

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(1)のボタン下の左側のランプがノコギリ波、

右側は矩形波になります。

 

 フィルター

イコライザと似た機能でフィルターは波形の一部分をカットする機能です。

フィルターには種類がありますが、TAU Basslineにあるのは

ローパスフィルター(LPF)のみを装備してます。

ギターでいえばトーンに似てます・・・ギターのトーンは

アナログのローパスフィルターになります。

シンセに搭載されているフィルターはデジタルで音をカットする

カーブもギターのものより急激になってます。

 

・Cutoff

 カットオフはフィルターをかける周波数を設定します。

 それにより音の明るさを調整することができます。

 右に回すほど明るいはっきりした音に

 左に回すほど篭った音になります。

・Q

 一般的なシンセではレゾナンスと呼ばれたりもします。

 カットオフで設定した周波数付近の音を持ち上げます。

 ギターでいうオートワウのようなアクセントを音に

 付けることができます。

 

今回は簡単にですが、フィルターに関しては

TAU Basslineに装備している機能のみに絞って説明しました。

TB-303には18db/octというほかのシンセではあまり使われない

フィルターカーブが採用されています。

「db/oct」というのはフィルターのキレの良さを表す単位です。

ここの数値が高いほどフィルターのキレがいいということになります。

キレが良ければ音がいいといった単純な話ではなく

昨今のソフトシンセではこのdb/octの設定も変更できる機種が多くなります。

フィルターの個性がシンセの個性にもつながります。

またフィルターの効きは、オシレーターの個性にも依存します。

倍音を含む波形のほうが、フィルターの効きも聴覚上良くなります。

 

エンベローブ

ENVと記載されている箇所はエンベローブという機能になります。

TB-303のエンベローブは他のシンセに比べて

個性的というか簡易的になっております。

なので今回はTAU Basslineに絞ってお話を。。。

・MOD

 モジュレーションのことだと思いますが

 TAU Basslineの場合、音のアタックを強調させる機能になります。

 元々TB-303はベースギターの音色をシミュレートするコンセプトで

 作られたため、ピッキングアタックを表現するための機能かと思われます。

 ここを上げるとフィルターの効きもよくなります。

・Decay

 音のリリースを調整する機能です。

 音と音の間に休符がある場合、

 ここをあげるとレガートに音が繋がるようになります。

 

 GLIDE

ベースギターのスライドをシミュレートしようした機能です。

ベースのスライドにはちっとも似てないのですがw

このシンセの個性の一つになってます。

下のスイッチ、RETRINGはこのGLIDE機能のON/OFFです。

詳しい使い方は次回以降で説明します。

 

モノフォニックとポリフォニック

TAU Basslineは和音を出すことができないシンセです。

シンセは元々和音を出すのが苦手な楽器でした。

そのため長い間、ソロ用の楽器として扱われてきました。

(TB-303は元々ベースをシミュレートしたシンセ)

このように単音しか出せないシンセをモノフォニック(モノ)シンセと

呼ばれています。反対に和音が出せる楽器のことを

ポリフォニックといいます。

モノシンセは主にリードやベースラインに使用されます。

 

 

 

・・・

まずは以上を踏まえながらテキトーにこのシンセを扱ってみましょう。

各パラメータは固定値のみではなくDAWにフレーズを打ち込んで

ループし各パラメータをマウスかMIDIコントローラーで色々

いじってみましょう。

一応を動画を挙げておきますので、どのツマミを動かすと

どんな風に音が変わるのか体感できると思います。

 

 

 

また長くなってしまったので、次回から

実際の音やフレーズのためのテクニックを紹介していきます。

次回はこちら。

livaeal.hatenablog.com