SHIINBLOG

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

poem

CANDY HOUSE

CANDY HOUSE パパの背中を追いかけて 開いた扉 CANDY HOUSE ママには秘密の 日曜日 色とりどりの CANDY HOUSE あれもこれもと カゴに入れ 溢れてもまだ 足りないの でも私には 不似合いで キレイなアメは 元の棚に 昨日ベッドで 泣いたけど 忘れていいの CAN…

心を亡くす

心を亡くす 疲れてしまった今日一日に 亡くしてしまった 心がある 誰も教えてはくれないし 目はどんどん悪くなる 置いてけぼりの心は 仕方ないと切り捨てても 私の身体の中に在るのに 壊れてしまった今日一日に 亡くしてしまった 心がある 誰も気付いてはく…

Let Go

Let Go 飲み込まれていくようだ 私とあなたは全く別物なのに 同じ部分だけ 手を握って 心地良かったんだろうか 伝わる手の温もりに浸かって いつの間にか 離せなくなった 私だったはずの 私はどこ? 飲み込まれていくようだ 似た者同士はありふれているのに …

STAY

STAY 全身が いつも過剰に動き回っている何かを手にしていないと まるで不安で次のノルマを 課さずにいられない 容量が溢れていると 気付きつつそれでも タスクを重ね続ける自分の価値は それだけと言うように 眠ることも 出来やしないよ誰もそれを 許してく…

君と言葉

君と言葉君はいつも 慎重に言葉を選んでは 飲み込むその表情の向こうにある君の思いを 探しあぐねている何かが動き出しそうでその次を待った後君は深く溜息をつくまるで全てを 諦めたように君の思いを言葉にして崩れることを 怖れているの?二人の何が 崩れ…

infection

infectionどんなに手を翳してもそれは 何の実体も持たずけれど 確実に私の中へ入り込んで 私を動かす もしも私が拒んでもそれは 抗いようがなくそして 確実に私の中へ入り込んで 私は変化する 嗚呼 広がってゆく力見えずとも 応えている 何が絶対かなどそれ…

ユメウツツ

ユメウツツ 夢と現の燻りの中であの人笑った記憶が近い私はどんな世界を生きている?境界線を取り戻せない朝 一緒に過ごした日々は遠くあの人は離れていくだけなのに私はどうして夢に見たんだまたいつかあるかのごとく 夢の中では満たされていたあの人が笑っ…

夢 鳴りっぱなしの 非常ベル 誰もボタンの在処を探せずに 不安ばかりが 円を描く 既存の方法論を閉じ込めて 答えの出ない問題を突き付け 炎は蝋を 溶かしていく よりどりみどりの選択肢が ことごとく姿を消していく どうすれば 笑えていたんだろう 夢が遠退…

Know

Know 傷付いたばかりの頃は 確かにこの痛みを 誰かに分かって欲しかった 声を上げて泣いては 届かない思いを知って 誰も分かってくれないと諦めた 涙はとうに過ぎ去って 傷口は塞げないままに 笑って泣く方法を知った 痛みは麻痺しても 確実に身を侵す 私は…

小さな力

小さな力 強がりだけでは 生きていけない 例え生きていても とめどなく流れる 何か 身体が訴えている ちゃんと息をしろと 心が訴えている この息さえも苦しいと 大切なのはその声を 聞き取れる力 そうして受け留めて 応えられる力 弱ささえもそっと 掬える 力

叶える想い

叶える想い 読みたい本がある 何冊も まだまだ読みたい 観たい映画がある 何作も まだまだ観たい 食べたい物がある 何品も まだまだ食べたい ぼやぼやしてると 何にも出来ずに 終わっちゃう 行きたい場所がある 何ヶ所も まだまだ行きたい 会いたい人がいる …

点々

点々 過去に捕らわれている 自分に 気付いた時 取り返せない 苦しさが 猛然と 襲いかかる きっとそれは 今まで 何度もあった点々 波は飲み込んでくる 振り切ったつもりでも 不意を突いて 何度も その度に 息を切らす それでも前に 立ち向かっているのが 今な…

Cry

Cry 君は そんなに頑張っているのに 分かってくれない 外野に たまには 嘆いても良いよ 誰が どうしてこんな風に 振る舞えるのかも 違う 当然なんて ないんだから あの子も 泣いている 痛みを 隠している 必死に 隠している いつも我慢して 辛かったよね 耐…

タ・エナンティア

タ・エナンティア 光と陰、表と裏、笑顔と涙。 相反するものは、必ず同じ場所にいる。 強さと弱さも、同じように。 強さしか知らなかった過去と、 弱さを知った今。 それが、未来なのかもしれない。 相反するものを、包む大きさ。 広がり続ける、あなたと私。

マボロシ

マボロシ この恐怖が マボロシだったとしても 必死に闘っている そんな私を認めて あなたの言葉が 本当は持たない意味を 勝手に作り上げて そんな私を責めるの 認められたくて 演じてみたけど 拍手を貰えずに 現実を見失った いつかあの敵は マボロシだった…

Go On

Go On もうどうしようもない時 何でもいいから 縋りたい事もある 苦しくて 苦しくて 息も出来ない時 溢れ出す涙が 助けになる事もある 抱え込んだ荷物の重さに 気付いたら ちょっと降ろして 休めばいい 何にも 無駄な事はない いつか 忘れたとしても So I ca…

ZIPPER

ZIPPER もう恋は 終わっていたのに 抱きしめた 腕の中で いつまでも 生まれ続ける思い 溢れては 拾いきれない 奪われた 写真から 私は 消えることはないの 「もう いいのよ」 そう言って 何故 私が 泣いているの? あなたのジッパーを食べて この恋は 終わり…

愛する隙

愛する隙 人を愛するために必要な隙 あなたが教えてくれた愛を 失った私は さまようの 人に愛されるために必要な隙 あなたが与えてくれた愛を 捨てた私は 見えないの 側にいた時は その愛で 一杯で もう 何もいらなかった でも あの時の私には 確かにあった…

fancy

fancy 送り出されたり 引き寄せられたり その狭間に 揺れ動く私は いつの間にか 自分自身の目で ちゃんと見る事を 忘れていたのかも 現実から 時を奪われて 操り人形と 戯れていた 目覚めた私は 言葉も失った 突き放されたり 抱き寄せられたり その狭間に 衝…

ing

ing この生は まだ 終えられない 生きないと 終えられない ただ 消えたいと 繰り返してた あの日の私とは 違う 生きようと ふと 思った瞬間に 色が色を 取り戻していく度に 終わらない でなく 終えられない この生の 力が 湧いている 生きているうちは 生き…

生と罪悪

生と罪悪 生を受けて いつしか痛みを知って 人の痛みを知り また生きてゆく この存在が それだけで罪だと 歪んだ認識が 傷を生む 「お前に幸せは相応しくない」と あの日笑った私は 教わった 生きていくために 罪を背負って いつも許しを乞うけれども もっと…

魂の重さ

魂の重さ 自分の魂を 掴んだ気になって まるで 弄ぶかのように その重さを 人と比べている どうしても自分が 大事に思えなくなって まるで 安売りのように その魂を 擦り切らせている 知らなかったの 私も 人と同じように 大切に扱っていいだなんて 魂に値段…

遠吠え

遠吠え 私は何度 あなたを傷付けたろう あなたは何度 私を許したろう 今はもう 此処にいないあなたに 私は何度 自分を悔いたら あなたはもう一度 許してくれるだろう 声はもう 虚しく 木霊するだけ 何度も 何度も 吠えてみても 届かぬ空に 消えるだけ

罪の期限

罪の期限 昨日 欠けていた月が 何の不足もなく 浮かんでいる いつか 欠けたままの心は 満たされる希望を まるで 失ったかのように 過去と未来の間に 漂っている 笑いは過ぎて 行き場なく 涙すら 流せないままに 許しを求め続けている 負った罪を 償っている…

メタファー

メタファー 赤を身に纏う 青を好む 君 その間に広がる 君の世界を 味わいたいよ これを示せば こう来る 当然を笑う 君 誰もがその違いに 思い悩む 力なのに 何を手にして どう振る舞えば それなりの私に 映るのでしょうか 赤を身に纏い 青を好む 君 その君が…

傷口

傷口 こけて 皮がめくれた 傷口に 広がる血 溢れて 垂れた 痛くても 泣かない 強いと 褒められた 弱音は 言えない 本当は 泣きたかった 痛いと 声を上げて もう 出来なくなった 傷は 癒えるんだ かさぶたを めくったり 笑えば 過ぎた 知ったのは もっと後 傷…

生の自由

生の自由 発想に 限りはなく どこまでも 自由に 恐れずに 掴み取り いつまでも 繰り返し 答えなど 求めずに とめどなく 溢れ出す 批判には 飲まれずに ただ私を 進むだけ 立ち止まり 休みもし 悩みすら 受け入れて 感情も 感覚も より深く 研ぎ澄ませ 限りあ…

私の色

私の色 目の前には 新しいキャンバス 周りには 色とりどりの絵の具 好きなように 塗りたくったら 一体どんな色が 出来るだろう 好きなだけ 塗ったキャンバス 目の前に 出来上がった絵を 私は そのまま受け入れて 愛することが 出来るだろうか もし やり直し…

効く薬

効く薬 どんな薬を飲んでも 治らない 心の傷に効く薬は 時間しかないと 言うけれど もうそれも お腹一杯なのです 止まない痛みは いつまでも 心を様々な角度から刺す 時間はむしろ 効力を失い 傷口は広がっていくだけです 思い出は優しいのでしょうか? もう…

尽きぬ炎

尽きぬ炎 悲しみに暮れて 泣きはらした夜を 何度となく繰り返して 今迎える夜は 消えはしない過去よりも 未だ見ぬ明日へ 思いを馳せて 苦しさに慣れて 癒せる痛みならば むしろもう一度思い出して 溺れてもいい 忘れたはずの傷口を 治せぬまま笑って いられ…