SHIINBLOG

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

Wes Montgomery

こんばんは、Deeです。

今、真央ちゃんのフリーを見てました。あのステップは本当すごいなあ。




そして...。




台風、気になるはー。

 

おかげで予定が狂いまくりです。。。

 

今年の台風は異常な頻度ですね。


 

さてさて「う」ということで。
「う」に当たる機会が多そうですなあ。


というわけで、初めてミュージシャンの話をば。
「ウェス モンゴメリー」で。






今回は、ちょっとマジメ。



 

ウェス・モンゴメリー。。。

ジャズギターの歴史を塗り替えた偉人で、
成功は遅かったのですが、ジャズギタリストとして
商業的に成功した初めてのギタリストではないでしょうか。





 

彼の音楽やテクニックについては、
とりあえず俺からの説明は割愛です。
レジェンドですからねー。

http://www.youtube.com/watch?v=GW2pFhSo8Cg


俺にとって、魅力的なのはウェスの生い立ち。
ちょっと昔の雑誌に読んだところの記憶を辿っているので
事実と違うところがあるかもしれませんが・・・。

 








ウェスのメジャーデビューは34歳と遅咲きでした。
19歳時点で既に嫁さん子供もあったウェスは
昼間の仕事/アルバイト/クラブでの演奏/深夜のセッション・練習という
過酷な生活をプロになるまで続けました。

その間にツアーの仕事を受けるのですが
昼の仕事はクビとなり、飛行機の移動と家族思いのウェスが家族から
長く離れることは相当ストレスになったそうで
地元での演奏活動以外は長く続かなかったようです。
また仕事のための音楽に食指を伸ばすことなく、ジャズに相当拘ったそうです。

ピックでアンプに繋いで練習すると奥さんにうるさいと文句を
言われるので、指弾きにしたといういう逸話があります。









 

彼の行動の基準には家族があり、自分の音楽性がありました。

その姿勢を貫くための自己犠牲の精神と彼の優しさが

音にも表れてます。






 

そして、メジャーデビュー後、以前演っていたハードなジャズから
イージーリスニング系の音楽に転向し、ビルボートチャート14位(だったかな)になるまでの
商業的な成功を収めました。
そして43歳には急死してしまいます。

 








死因は不明とされてますが、上記のハードな生活に加え
狭心症でヘビースモーカーだったのことです。







 

破天荒なロッカーより、信念を貫き通したうえで

幕を閉じたミュージシャンとしての人生に凄く共感してしまいます。




 

音楽商業は以前より縮小し、音楽はビジネスにならないと
色々な人から話を聞きます。
Spangle Call Lili Lineのような本業に音楽を掛け持ちして
リキッドルームを満員にできるような新しい形?のバンドも出てきてます。
仕事をしながら音楽することがプロの立場であっても普通となってきてるようです。
ワーキングミュージシャンとしての成功もウェスは先駆け・・・かな?






 

多くに価値を見い出し、自分の信念も貫き、満足いく人生を追求する。

彼の音楽と生い立ちは、自分の中で幸せのひとつの形として捉えてますよ。

 






「愛」だわあ。「愛」に溢れてるよ。ウェス。

 









アルバム、“A Day in the Life”のアートワーク。
彼の日常はタバコと共に。。。
http://vimeo.com/61005391

  
 

というわけで次回は「ウェスモンゴメリー」の「り」かな?
それとも「い」?? 

どちらでもOK!ゆっこ先生。