SHIINBLOG

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

ついぞ言っちまうが

about

「つ」ってことで「ついぞ言っちまうが」です。(なんじゃそりゃ)

ピース又吉直樹さんの火花について・・・といっても作品の内容の話ではありません。

こういう記事が最近、目に付く鼻につく。

ピース又吉『火花』売れて良かったね
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20150813-00048456/

皆、遠慮して言わないけど、『火花』が209万部ってどうなの?
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinodahiroyuki/20150812-00048429/

火花の内容についての論評ならいざ知らず
「芸人として成功して、権威ある文学界でも評価されくやしー」
いい歳こいた大人が嫉妬を爆発させる様はみっともないかな。

>「良い」ものは「売れる」のか、「売れる」ものが「良い」のか、
>というマーケティングの問題です。

ビジネスマンの感覚が少しでのあるなら売れるための
マーケティングってのは絶対に必要だってわかります。

それと作品の良し悪しってのは別の問題です。
作品が「良い・悪い」とか「好き・嫌い」には絶対はありません。

僕はPat Methenyが自分が知る限り地球上で最もベストなギタリストだと
思ってますが、その意見が万人に受け入れられるかってと否だと思います。
彼の作ったアルバムや曲にも自分のなかでランキングがあります。
それもまた同意してくれる人もいれば、違う好みの人もいるでしょう。

良い・悪いを論じるなら作品の質だけで語れと言いたい。
最終的には良いか悪いかは、作品に触れた皆がジャッジします。

このタイトル自体、文才のない人間が注目をあびるため・・・
炎上商法的な狙いが見えますね。この方々は自分のコラムのPVが増えて
とても喜んでいるのでしょうか。

・・・。

さて。

僕はLivaealの他に他のシンガーさんのサポートやら
作編曲活動なんかもしております。

とあるプロジェクトに参加してメンバーが持ち寄った曲を
リスニングしたときに、プロダクションの方からメンバーの中で
一番の評価をいただきました。
そのときにそのプロダクションの方からこのように言われました。

「売れる曲を1曲でいいから書いてほしい」

売れる曲ってなんでしょう?
「良い」ものは「売れる」ってのは先ほど書いたように絶対ではありません。
行き着くさきはわかってるのですが、やっぱり考えるわけです。

・キャッチーな曲ならいいか→サビでオクターブ上がるところを作ってみるか
・切ない曲ならいいか→サブドミナントマイナーを使ってみるか
・カラオケで歌える歌ならいいか→ミスチルやサザンでもアナライズしてみるか

・・・こんなことでいい曲が作れるなら世話ないです。

売れる曲というは、イメージがリスナーに対しストレートに届いたものだと思います。
ホットな曲、クールな曲、キュートな曲・・・演者のアイコンがあって曲は成り立ちます。

僕はAKBが売れているからといって音楽に絶望しません。AKBを公然と批判しません。
CDを売る、ミリオンを目指すって事自体は古いとは思います。

僕の好きなWorldOrderは、そのパフォーマンスが魅力的なだけでなく
新しいビジネスモデルを示していて興味深いです。
又吉さんが芸人でありながら文芸に挑戦したのですが、
須藤元気さんもまた格闘家として成功後も俳優や作家、レスリング部顧問などで
活躍するマルチな方です。
幾つかネット上に公開されているインタビューから引用させていただきました。


音楽ナタリーより
http://natalie.mu/music/pp/worldorder


-----------------------------------------------------------------------
須藤 僕は高校生のときに格闘家になるかアーティストになるかっていう、夢が2つあったんですよ。で、格闘家のほうを選択してプロになって。引退したときにもうひとつの夢であるアーティストの道に進みたいと思ったんです。でも、格闘家が音楽をやるとなると、世間の目は厳しいじゃないですか。アーティストにとって大切なのはイメージだと思うし、スポーツ選手が音楽をやるとなると見え方的にはカッコ悪いと思うんです。それは僕も客観的にわかっていて、もしほかのジャンルの選手が音楽を始めると言ったら、「あー、音楽やるんだ……」ってネガティブな印象を抱くと思うし。そのままやってもダメなことはわかっていたので、だったら「スーツを着てメガネをかけて、髪の毛もキッチリ固めて、ロボットのようなダンスをする」という格闘家らしからぬアプローチで行こうと。それでも国内ではすぐに受け入れてもらえないだろうと考えて、海外で勝負しようと決めたんです。

──最初は音ありきではなかったんですね?

須藤 音だけでは成立しないっていうのはわかっていたんで。いくらカッコいい音楽を作っても、須藤元気っていうワードが出た時点でアウトなんですよ。

──パブリックイメージが出来上がってしまってるから?

須藤 そうなんです。どうしても「格闘家でしょ?」っていうフィルターをかけられてしまうので。でも、須藤元気という名前を全く使わなかったら、完全にゼロから始めることになるし。海外で勝負しようと考えたとき、まず最初にWORLD ORDERのパフォーマンス映像をYouTubeを使って配信しようと。これは海外の人たちも絶対に面白がってくれると確信していたし、海外でウケれば日本でも受け入れられてもらえるだろうって考えたんです。

-----------------------------------------------------------------------

「アーティストにとって大切なのはイメージ」と言い切り、戦略を考える策士ぶりが
伺えます。自分が面白い表現したいと思うことをどうやったリスナーに届くか理解してます。
そのためには少々あざといことをするのは、ゲスの極み乙女セカオワなんかにも見られます。

-----------------------------------------------------------------------

野口量 そうです。自分で言うのもなんですけど、僕はダンスを10数年やってきて、ダンス界では結構名前が売れたり海外の人と仕事したりしてたんです。でも、ダンスってすごく厳しい世界で、収入も少ないし賞味期限も短い。それで、WORLD ORDERに誘われたときに「やるんだったらものすごく気合を入れて取り組んで、絶対に成功してやろう」と覚悟したんです。

──WORLD ORDERの独特なアニメーションダンスは、どのようにして完成したんですか?

野口 実は僕が以前やってたグループのダンスをWORLD ORDERでやりたいって言われて、それを発展させて形にしたんですよ。

須藤 僕がYouTubeで野口がいるグループの動画を観たときに、「これはすごい! この形をWORLD ORDERのコンセプトにして、街中で踊ったりすればより面白くなる」って確信して、声をかけてみたんです。野口のいるグループのメンバーはいわゆるダンス職人の集まりで、技術はすごかったけどそこにコンセプトが感じられなかった。そこに物語性があれば、いろいろと広がりを持つことができると思いました。例えば歌モノのダンスミュージックに合わせて踊ることで、こうやってナタリーさんに取材してもらうチャンスを得ることができた。その音楽をCDにすれば販売することができて、収入になるんです。僕はダンスの世界についてそんなに詳しくないですけど、野口が言ったように食っていくことが厳しい世界だと思います。こういうトップレベルのダンサーでも、食っていけるのは振り付け師とか本当に一握りの人たちだけ。だったら、僕たちが一緒にやることでお互いがいい形になっていくんじゃないかと思ったんです。

-----------------------------------------------------------------------

実力があっても商業にはならない。須藤さんは持ち前の感覚でより
大衆に技術のすごさはそのままに、より大衆に受け入れられるインパクトと
普遍的な良さをプロデュースしているように思います。

-----------------------------------------------------------------------

──例えば歌詞の部分で、聴き手に伝えたいことはありますか?

須藤 今作のコンセプトが「迫りくる覚醒の時代へ」ということで、そういったメッセージは各曲に込めてます。実は、野口から「全然キャッチーじゃない」って言われるんですけど、確かにキャッチーじゃない(笑)。かといって、WORLD ORDERが「君に会いたいから〜」「会いに行くよ〜でも会えない」みたいな歌詞を歌うのは考えられないし(笑)。

──あはははは(笑)。

須藤 恋愛をテーマにすれば多少は売れるのかもしれないけど、そういうことじゃなくて。これから時代が変わっていくぞっていう内容を歌っている人があまりいないと思うんですけど、その曲にあわせてスーツを着た男性7人がロボットダンスをベースにしたダンスを踊るというスタイルが僕らのオリジナル性なんです。似たようなグループがいたらそのジャンルの中でいろいろと入れ替わることもあるでしょうけど、WORLD ORDERのやってるアプローチって真似するのが難しいと思うし、やったとしても単なるコピーで終わってしまう。結局オリジナルになるものって、世界にひとつしか存在しないと思うんです。

-----------------------------------------------------------------------

ヴィジュアルとしてのあざとさとは裏腹に歌詞でリスナーに伝えたたいコンセプトは
須藤さんは明確にもってます。またオリジナル性にも自信をもってます。


結局、伝えたいことがあるから人に伝わるのではないか。

評論をするのは今となっては権威などいらず・・・アマゾンのレビューのほうが的確なのかなー。
この辺に関してはストリーミング音楽配信にも関わっているくるところで興味深いところですが
長くなったのでまた今度。

駄文失礼しました。
ちなみにWorld Orderのインタビューは他にも知的でコンセプトが明確で面白いです。