セロテープアートとそのサイト
こんにちは、Deeです。
なんか急に涼しくなって身体がついていけません。
暑いよりいいけど。。。
「せ」の題材(単語)がなかなか見つからないので、Google先生のお力を借りていたらこんなアートを発見。
セロテープアート 瀬畑 亮
http://www.ryo-sehata.com/
http://myvaio.sony.jp/sonyselect/special/131121/
彼の作品を彼のサイトで眺めながら、より大勢に支持を受けるためにしてきた努力を感じました。
彼のサイトから感じたことはアートの発信者であれば応用可能そうだと感じました。音楽にも。
音楽をやる=安易なボカロPやアイドル音楽を作る・・・みたいな時流に簡単には乗っからない
マイノリティクリエイター(俺)の作品が、どう人々に届くかちょっとつぶやいてみました。
・方法論が個性的
音楽でいえばYoutube、ニコ動、あるいはSoundcloudやMy Spaceなどなど
今は誰であってもネット上に自己の創作の結果を残せるようになりました。
一方で作品や発信者は飽和し、80/90年代のようなスーパースターが生まれにくい
時代にもなったかなあと思います。
今、発信者がすることは皆が考えつくような安易な方法・表現ではなく
より個性的というか、唯一無二感が必要なのかなーと考えてます。
1点もののオブジェを作成するアートのような世界でインパクトある場合は
まず方法論が個性的、作成物は結構ポップってパターンが結構多いのかなーと
感じております。(統計まで見てないし感覚的なところで)
もっというと身近なものを、通常の使用法とは違う使い方をして創作しているところが
インパクト・・・単純にスゲーなと感心しちゃうのかなと思います。
割とわかりやすく人に説明できる
差別化を盛り込んでいくのが、これからのクリエイターに必要になるものかなー。
・世界で唯一
差別化は「世界で唯一のセロハンテープアーティスト」という言葉からも感じられます。
他の人が誰もやっていないというセルフプロデュース法。
これは割と小さい島であっても、やはり一番であることはすごいことです。
クラスで1番走るのが早い男子はやっぱりモテる。
・ストーリー
どんな人間にもそれぞれの人生があります。人生とは個人のストーリーです。
瀬畑 亮さんのサイトのコンセプトのページには、彼のアート人生の足跡が書いてあります。
その表記方法もポップだなあと思いました。
始める動機→セルフプロデュースへの目覚め→転機→夢の拡大
→イベンターとしての展開→個人の表現から周りに影響力ある存在へ
読んでる人が瀬畑さんの成長を感じながら、次はどこへ向かっているのか理解できる
ストーリーが展開されています。
彼に興味をもった人は、この読み物によってさらに共感を強めるのだと思います。
・セルフプロデュース
最近の流行語だと思いますが、結局セルフプロデュースって
「なりたい自分とは?自分のやりたいことは?」の突き詰めなんじゃないかと思います。
よりその形が具体的・現実的であれば、何を人に伝えたいか明確になると思います。
突き詰めが成っていれば、あとはプレゼンする能力が問われてきます。
どんなに難しいことやっていても、プレゼンのときにはコンセプトは解りやすくないといけないと思います。
・セロハンテープアート
「セロハンテープアート」という造語?はそのコンセプトを一言で簡潔に表しています。
作品紹介を覗いてみると、セロハンテープアートの中にも実は色んなバリエーションが存在してます。
そこから今度は創作に対する深みを感じることになっていくのだと思いました。
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・・・と今はPCやスマホがあれば、誰もが発信者になれる時代。
音楽やイラストなどは、事実上作品そのものはタダになっています。
その作品に価値を与えるのは、他者からの評価になるのかと思います。
溢れかえったコンテンツの中から自分の作品を見つけてもらい、
評価してもらう能力ってやつが、今のミュージシャンには必要なんだと思って了。
次は「と」だよー。