SHIINBLOG

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

隣の芝生

「と」ときて、最初に「トイ・ストーリー」を思い浮かべたんですが、
私、汰良悠久子個人のブログに書いた事があるので
あえてここで書くのはやめておきます。

で、「隣の芝生」と。

「隣の芝生は青い」とよく言いますけど、
これは外国のことわざを訳したものみたいですね。
元々のことわざは「隣の花は赤い」みたいです。
それは知りませんでしたあせる
もちろん意味合いは同じようなものですけどね。

前回書いた斎藤茂太先生の本の中にも
こんなエピソードが書いてありました。

鰻が好物だった茂太先生のお父様、
鰻は高価なものなのでそうそうお目にかかるものではありません。
ある時、お知り合いと一緒に鰻を食べる機会がありました。
鰻重の蓋を開けた時、
隣の人の鰻の方が大きく見えたので変えてもらいました。
変えてもらってもう一度見比べたところ、
そっちの方が大きく見えたので
また変えてもらったそうです。

ある意味、可愛らしい話ですがにひひ


隣の芝生は青く見えるものです。

でも、人間、全てを晒して生きている人なんていない。
見せている部分と、見えている部分、
それだけでも少なからず差異が生じるのに、
見せていない部分、見えていない部分なんて
どれだけあるか測り知れません。

そんな得体の知れないものを比べて
「あっちの方がいい」と羨んでいてるのは
得体の知れないものに対する劣等感を増すだけ、
それは虚しい劣等感の様な気がします。

時と場合によっては、
虚勢を張りたいお隣さんの
虚しい優越感を助長させる結果にもなりかねません。

劣等感自体は否定しません。
それが自分を成長させる糧になることは
往々にしてあるものだと思っていますから。

ただ、隣の芝生を青く思っている時点では、
『真実』にも『自分自身』にも
『出会う』事が出来ないのではないでしょうか。


花を飾る余裕がない人だっています。
ガーデニングに余念がない人だっています。
どっちが幸せかなんて誰にも分かりません。

人を羨むのも時としていいですけど、
自分自身を見失わないようにしましょうねアップ

隣の芝生


ちなみに「トイ・ストーリー」ブログは
こちら右矢印トイ・ストーリー


ということで、次は「ふ」でパー

悠久子