Guitar
Deeです。
きたね。「ぎ」!今回は「Guitar」!
あ、9/16は原宿クロコダイルでのライブですぞ!!
・・・
- 初めてギターを始めたのいつですか?
Dee「本格的にギターを始めたって意味では14歳のときでした。
当時、皆が塾に置いてあったアコギで語り弾きしながら遊んでいました。
でも僕はエレキギターが弾きたかったんです。初めてのエレキを手にしたのが
14歳のときでした」
- 今はアコギばかりでエレキとは意外ですね。
Dee「スタイル的にはエレクトリックなスタイルが色濃く残っていると思います。
元々ギターを始める前はシンセをやりたかったんです。
ただ鍵盤を押すって奏法より、弦を弾くってのが原始的な手ごたえあったんです」
Dee「ストラトやレスポール、或いはテレキャスや335みたいなスタンダートな
エレキってのはどれも好きです。フェンダー系はネックのRがキツイのは苦手です。
アンプはフェンダーやマーシャルが好きかな。JCは苦手」
- 好きなギタリストは?
Dee「ミュージシャンであれば誰でも宗教の域まで信仰しているアーティストが
存在してると思いますが、僕にとってはLedZepplinのJimmmy Page
そしてPat Methenyになります。アコギだけで言えばpetteri sariolaが
近年、最も感動したギタリストです」
- ジャンルが結構違いますね。Zepはハードロックだし、MethenyはJazzですね。
Dee「自分の根本はやはりRockなんだと思います。ただヴァージンメガストアや
ディスクユニオンを通った世代としては、ジャンルはCD屋さんの棚を区別するための
記号でしかないかと。素晴らしい音楽はジャンルや楽器を超え素晴らしい」
邦楽は?
Dee「邦楽の場合、ギターだけでなくて音楽性重視です。一番好きなのはEgo_wrappin'かな。」
- 今はアコギ1本ですね
Dee「エレキを弾くのも好きだし、機会があれば弾きますよ。
ただ今、僕の中の興味の大半はアコギが占めてます。とても奥深く
まだまだ沢山の可能性を感じてます。」
- 可能性とは?
Dee「例えばバンドであれば、ある程度ジャンルが限定されて表現していきます。
それ自体は悪いこととは思ってませんが、ギター1本であれば
クラシックやブルースのような伝統的な音楽、コンテポラリーなRock/Jazz
さらにはBossaやFlamencoのような民族音楽まで表現できます。
ギターで世界を旅するような自由こそが表現に対する可能性だと。」
- エレキから始めて、アコギというと不都合もあったりましますか?
Dee「デュオの歌伴ってのはバンドよりも難しい。。。
バンドであれば思いつきのフレーズでも着地点を想定できますが、
アコギであれば自分が崩れたら、もう全体が崩れる怖さはあります」
- アコギでの機材の拘りってありますか?
Dee「あんまり機材については拘りはないのですが、欲しい音を求める結果としては
やっぱり色々試さないとわからないので試してみます。」
- 機材についてのポイントってあります?
Dee「アコギはピックアップについては相当苦しんでます。
でもピックアップのフィーリングが良いかがポイントでしょうか。
ギター本体と弦については今言ったポイントとは別のレベルで重要かな」
- アコギはどうやって弾けるようになりました?
Dee「最初は歌本を見て弾き語りながらピックでジャカジャカ弾くだけした。
高校生のときに、学校さぼって遊びにいってた楽器屋さんのお兄さんが
色々なMVを見せてくれて・・・ボサノバはカッコイイしできそうな直感があり
そこからボサノバとかジャズとかの奏法を知っていきました」
- 高校生からボサノバとかジャズですか。
Dee「今もそうですけど、ルーツを掘り下げるような深い感じではなかったです。
でも当時はプロとして事務所とかに所属したい気持ちがあったんで
Bzの松本さんや布袋さんのようなギターを弾けとか言われ悩むこともありました。
有り余る実力があって、彼らのようなギターも簡単にやれたらまた違ってたかな」
- パーカスギターにはどのように行きついたのですか?
Dee「アイデア自体は今から20年前くらいからあったんです。
Livaealを始めて、やっと具現化できるようになった気がします」
- パーカスギターでの注意点は?
Dee「指を痛めますね・・。」
※パーカスギター:Deeがやる特殊な奏法でギターを叩いてカホンのような音と
通常のギターの音を同時に行う。
下の動画は通常のギター奏法から、パーカスギターにスイッチします。
- Livaealのアルバム「月ノ花」についてはどう思ってます?
Dee「エンジニアリングやマニピュレーティングもやったので今聞くと
粗も感じます。アコギ作品をアルバム単位でちゃんと形に残したのは初めてでした。
でも今聞いても当時の前に進むようなエネルギーも感じます。
Livaealのパーソナリティとバラエティとコンパクトに表現できてると思います」
- レコーディングのときに気をつけたことは?
Dee「マイキングでしょうか。S/N比が悪くなるので良いプリアンプは必要です。
レコーディング最初期はそれで苦しみました。あとはオフマイク気味のほうが
自分のスタイルにあってるんだなってのもレコーディング終盤に気づきました。
プリがイマイチの頃は、音量を稼ぐ目的でオンマイク気味が多かったです」
- 最後に、Deeさんにとってギターとは?
Dee「感情をダイレクトに伝えるためのツールなんだと思います。
僕にとって感情を伝えるためにメロディ・コード・リズム・トーンの
4要素が必要なんだと思います。そして感情表現の手段として
メロディより重要度がちょっとだけコード・リズムが上なんです。
メロディはより表現力のある<歌>に表現してもらって
コード・リズムに感情を乗せていけたらと思ってます。
そこに乗せたい感情とは、普段では人に対して表に出さない感情の多面性
・・・喜怒哀楽に加えて
優しさ、倦怠、畏怖、勇気、エロスやタナトスまでもなのかと。」
・・・
今度、Zepの曲はやりたいな。
次は「た」か「あ」かなー
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