SHIINBLOG

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

ファミリーコンピューター

やあ、Deeです。

ようこそ、レトロゲームの世界へ。
君はファミコン世代か?
あえて言おう、あの熱狂をリアルタイムで体感できたことは幸せであると。

誰にも頼まれていないが、Top10を勝手に語ろう。

10.忍者じゃじゃ丸くん

最初にファミコンと一緒に親が買ってきたのは、この忍者じゃじゃ丸くんだ。
ジャレコの名作、アクションゲームだが忍者くんのアレンジで同デザインのキャラクターを
版権の関係でじゃじゃ丸くんという別名で出しているというところが
今ならかなりグレーな感じがする。
最初のソフトなので、何時間も継続してプレイできるほどうまくなったが
思い出はゲームそのものよりも、うちのオカンにある。
オカンが子供たちに隠れてじゃじゃ丸くんをプレイしていたとき
偶然、その部屋に入ったときのオカンの「しまった」顔が忘れられない。
以後、うちのオカンはゲームボーイがでるまで子供たちの前でゲームすることはなかった。

09.スーパーマリオブラザーズ(?〜?)

歴史を大きく変えた。うちの親もこのゲームの登場により
ファミコンのことを無視することができなくなった。
このゲームを持つ者は尊敬され、そいつの家が必ず小学生の溜まり場になるという
親にとっては恐怖のゲームでもあった。

初代スーパーマリオブラザーズはゲーム本編以外に限りなく広がるバグの世界に溺れるゲーム。
スーパーマリオブラザーズ2はドMにはたまらない超S仕様。スパイスがまだ足りないならルイージで。
そして3は前二作を徹底的に回収し、新たな驚きの仕掛けをちりばめたスーパーマリオの完成作。
一番最初にできた彼女とスーマリ3ばっかりやってたことはナイショだ。

08.コナミワイワイワールド

マイナーかもしれん。
ゲーム音楽は、俺に多大な影響を与えた。小学生のころ作曲に興味を持ったのは
ゲーム音楽のおかげで、最初はFM音源搭載の小さなシンセ・・いまでいうカシオトーンのような
シンセでなんとか作曲やアドリブをしていた。とはいえピアノの心得はなかったので
バッキングトラックを作って、単音のメロディで作るってのが最初の作曲方法だった。

コナミゲーム音楽は最高だった。ドラキュラ、グラディウス月風魔伝・・・。
でも一番好きだったのは、コナミワイワイワールドのシューティング面の音楽。あれが最高にアガる。
ちなみに2番目に好きなのはドラキュラ2の夜の音楽だ。

07.サイドポケット

マイナーかもしれん。
ビリヤードのゲームなんだが、これもゲーム音楽が素晴らしい。
AOR風といおうか。とても都会的な音楽。
こうやって色んなゲームから色んなジャンルの音楽を吸収していったのだと思う。
コナミとはまた違う音楽個性がナムコのゲームにもあった。

思春期に洋楽に目覚め、ビリージョエル→レッドツェッペリンを経て
高中正義で全てがシンクロするのは、また別の話。

06.スペランカー

すでにネタとなっている伝説のゲーム。
とにかく主人公が華奢。だがあのポップなゲームミュージックがまったく悲壮感を感じさせない。
コツをつかむと意外と遊ぶことができるゲームで
平気で10週くらいしていた。だんだんアイテムが見えなくなるというドM仕様。
てーてってってれれれてーてってーててー♪
てんててんててんててってってっ♪

05.さんまの名探偵

子供に対してサスペンスとソフトエロを与えたゲーム。
男はエロくていいことをさんまさんから教えてもらった。
かにかにどこかに?

04.ゼルダの伝説

冒険とはゼルダの伝説のためにある言葉。
世界を旅するという、壮大な世界観はゼルダにはない。
どこまでも歩いて移動する。
それゆえに発見が楽しい。至る所に仕掛けがある。
それは裏の林に様々なファンタジーがあることに似ている。
初めてマップをノートに書いてみた。
だけど、あまりに情報を整理できず何が書いてあるか
自分でも解読できず、結局暗記してしまった。


03.ドラゴンクエスト?

ドラクエ?のテーマ。それは「絶望」。
ゲームスタート時、独り旅の主人公に襲い掛かる複数の敵
会えない仲間たち、上がらないレベル、高い教会代・・・。
世界は無慈悲で、冒険とは危険なものと体感させてくれる。
広大な世界の先には、アークデーモン・ブリザードギガンテスが容赦なく襲い
最後のダンジョンでは最強クラスのボスと五連戦、
しかもラスボスは全回復の呪文まで使用するドS仕様。

そして最も「絶望」を体感させてくれるのが「ふっかつのじゅもん」。
所謂、ゲームを続きから始めるためのパスワードなのだが
小学生のスキルでは書き取り間違えが多発。
何度も絶望の涙に濡れた。

02.ファイナルファンタジー?

リアルタイムでこのゲームを体感したことがないとわからない感情があるはずだ。
なんというか、寺田憲史氏のシナリオと世界観は当時の日本製物語を全て凌駕していた。
先人たちをリスペクトし、ラピュタのようなジブリ的世界観とのハイブリットを
目指していたのでは、今でも推測している。
光の4戦士たちの成長はプレイヤーの成長であり、プレイヤーの勇気と知恵が試される。
ストーリーの完成度は群を抜いていて、以後FFはラスボスが「無」が定番になってしまう。

植松氏の音楽は完璧なストーリーを完全に盛り上がる演出。
未だにFF?のサントラ、「悠久の風伝説」は愛聴盤だ。
氏のシンセで表現される音世界、さらに新曲やボーカル曲によって
演出は完璧なものとなっている。

3DSで発表されたリメイク版は違うゲームだった。
一説には孤高の天才プログラマーナージャ・ジベリがファミコンで再現した
パフォーマンスが性能の高くなったハードにおいても再現不可能だったと言われている。

01.ディスクシステム

ゲームではないが・・・思いで深いので。
うちの父親はズレていた。
ビデオはVHSではなくβだったし、プレイステーションではなく3DOを買う・・・そんな男だ。
だからファミコンはなかなか買ってくれなかった。
代わりに宛がわれたのはMSXだった。ゲームは2本。
小さかった俺は直ぐに飽きてしまう。だからプログラムを覚えて自分でゲームを作り始めた。
当時の記録媒体はカセットテープだった。そんな周辺機器フェチの父親
ディスクシステムを見たとき、ファミコン購入を決めた。
当時、覚えたプログラムの基礎が今、飯の種になっている人生の皮肉。

君のレトロゲームを語ってくれ。
つぎは「た」か「あ」だ!