SHIINBLOG

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Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

グルーヴ

Deeですー。

今回は「グ」なんでミュージシャンっぽく「グルーヴ」で往きましょう。

グルーヴって何でしょう?
「グルーヴ」って言葉が産まれた背景に、
R&BやHipHopなどのブラックミュージック、
そしてダンス・テクノのミュージックの流行があって
狭義での意味では黒っぽいノリみたいに解釈する人もいるみたいです。

俺はやっぱり「ノリ」を表わす言葉と解釈してます。
音楽で、ジャンルの形成に大きく影響を与えるのはリズム。
各ジャンル(もっと細かく言うと曲ごとに)には独特のグルーヴがあると思います。

クラシックの人はリズムのフィールに対して
メトロノームで割ったようなリズムが少ないです。
テンポが速い激しいエチュードならメカニカル弾くものもありますが
大抵の曲は情感豊かなリズム解釈をします。

テクノでのヒップホップやブレイクビーツなどは
元々サンプルにしているサウンドがブラックの名盤からで
マシンで打ち込みやループさせても有機的なグルーヴを発生させています。

グルーブを発生させる要素を考えると
まずリズムってのがあります。
メトロノームのリズムと比較すると
ほんのちょっとだけ早かったり遅かったり。
リズムが走る、モタるとはちょっと違っていて
(実際に走る、モタるの場合もあったりするけど)
例えば2拍目が遅いグルーブでもテンポはアジャストしていることに
よって独特な・・・ちょっと重いリズムなんて感じになります。

次に音量/アクセントの差。
グルーヴィーなサウンドっていうとリズムが立ってる印象がありますが
一辺倒な強弱だとリズムに波が産まれません。
打ち込みをやったことがある人なら理解できると思いますが
ハイハットをベタ打ちしても、機械的でいい感じになりません。
そこにリズム的な要素は何も変更せず
アクセントに合わせて強弱を変更するだけで表情が豊かになります。

そしてアーティキュレーション
音のつながり方や表情もグルーブに影響を与えます。
スタッカートなのかスラーなのか。
ちょっと長い音に入るヴィブラートの感じとか。

一緒にセッションやるときにこのグルーヴが合わないと
音出したときにあんまり気持ちよくなかったりします。

90年代以降のポップスやダンスミュージックの影響からか
割と楽器のプレイヤーには、グルーブの概念ってのが根付いてきているかなって
感じます。
実はボーカルにも、グルーブが存在します。
日本語の特性もあると思いますが、グルーヴィな歌を歌える
ボーカルさんってまだ少ないかなって感じます。
日本語のロックやファンクな曲がイマイチかっこよくならないのは
ボーカルのリズムがグルーヴィでないからかもしれません。

ハナレグミ永積タカシさんとか
すごく歌もグルーヴィだと思います。
和製スティービーワンダーっぽいなあ。

もしコピーをするときには、スケールやリズムと一緒に
グルーブの感覚とかも研究してみると面白いと思います。
ちなみにグルーブがいいプレイヤーはテンポを半分にして聞いてみても
面白かったりします。
早いテンポだとよく理解できなくても、半分にしてみると
こんなにツッコんでるの?とか、独特なノリの秘密に気づけたりします。
半分にして聞くときは、デジタルの音程をキープしちゃうようなタイプより
音程も1オクターブ下で再生されちゃうような音楽プレイヤーのほうが
聞きやすいですよー。

次回は「う」か「ふ」でもいいかなー。