SHIINBLOG

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Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

ノーマライズとマキシマイズ

about

Deeです!
今日は「の」ってことで「ノーマライズとマキシマイズ」でいきます。

そもそもなんの話かというとマスタリング用語になります。
デジタル機材が発展し、登場した機材です。

マスタリング=音圧上げになったのは、今から15年〜20年前くらいでしょうか。
アメリカでのラジオ局事情が影響していると言われています。

ラジオでプレイされるときに、大きな音のほうが「かっこいい」となる。つまり、売れる。
レーベル側はエンジニアにこういった要望を出してました。
対して音楽はミュージシャンがコントロールするダイナミクスの芸術と主張を
エンジニアはします。

思うにダンスミュージックの流行もこの流れには大きく関連していて
打ち込みのショボイ音をより厚くするために、音圧をガンガン上げたことがまずあり
その手法がオルタナティブロックに流用され、ラウドな音として
市民権を得たのだと解釈してます。

少し脱線しましたが、ノーマライズとマキシマイズは
そういった音圧を上げるために使用される機材となります。

ノーマライズは単純に音声ファイルの最大音量を基準に
ファイル全体の音量を上げてあげる機材です。
一般的に-6dbだったり0dbあたりをターゲットにしているようです。
たとえば曲中のダイナミクスが広いボーカルの音声データとかは
思ったように音量が上がらなかったりします。

マキシマイズは音声ファイルの平均音量を基準に
ファイル全体の音量上げてあげる機材です。
全体的に音量を上げることが期待できますが、
機械的な処理のため、クリップしていたり耳に痛い音になりがちで
アコースティックな楽器の録音の場合、不自然に聞こえたりします。

ノーマライズはコンプなどの処理が既にされている音声ファイルに対して
使用すると良い感じになることが多いです。
オートマキシマイズは、やはりコンプ処理などをしっかりやったあと
例えばCD収録の他の曲と音量調整するために使用するのが良いでしょう。

最近、Twitterにて他の方の音源を聞かせていただく機会が多いのですが
音圧を上げすぎているな・・・と感じる音源が結構多いです。
とくにDTM系の方。多分、モニターに普通のリスニング用ヘッドフォン・イヤホンを
使用しているのも原因の一つかと思います。
ミックスが煮詰められないまま、マスタリングで音圧をくわーと上げると
中々耳に痛い音だったり、さらにはダイナミクスも音声ファイル上で感じられなく
トラック全体がのっぺりした感じになりがちです。

思うにどうせリスニング用のヘッドフォン・イヤフォンでモニタするなら
かつiPhoneユーザーなら付属のヘッドフォンでリスニングしてみたらいいかなーと
思います。実際みなさんがリスニングする最大公約数に近づけるという意味で・・・。

Livaealはアコースティックでボディを叩いて
パーカッションサウンドを出すので、一般的なセオリーが通用しないため
基本的にはノーマライズもオートマキシマイズもあんまり使用しないで
普通のコンプレッサー・リミッターを使用することが多いです。
ギターのアタックを潰してしまうと音源的に面白くなくなることも多いです。
(過去作った音源のいくつかを今聞くと、このセッティングないはーって
思う曲もあります)

コンプ・リミッターに普通にノーマライズ・マキシマイズの機能が
装備されているものも多いですから、なんとも言えませんけどね。
ポイントはスレッシュルドとアタックかなー。
平均音量や波形の分布に参考にしているのは、
やっぱりフライドプライドでしょうか。
ボーカルとギターでドライブしている音源ってあんまりないような気がします。
タック&パティの場合、ギターのトーンがエレキのそれで
ちょっと違う気がするのです。メセニーとアナマリアジョペックのアルバムの
一部の曲も参考にしてます。やっぱりメセニーは段違いに音がいい気がします。

DTMが発展し、ミキシングとマスタリングの境目が曖昧になってきてます。
ただ、なぜこの工程が別物だったのか過去の経緯をすこし理解すると
またクオリティが変わってくるかも!?

ルーティンで「音圧上げなきゃ」いけない心理に囚われず
色んな音源を聞いて「理想の音」に仕上げていきたいなあと思う今日この頃。

次回は「す」「ず」かなー