SHIINBLOG

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

任天堂

deeです。

「に」なので「任天堂」でいきましょう。

任天堂スマホゲームに参入というのが
少し前に話題になりました。
一応、開発・販売はDeNAのようで
業務提携という形のようですが
今まで自前のハードを中心に
ゲームを展開してきたことを
考えると、ずいぶん変わった印象です。

しかも、基本プレイ無料方式らしいので
単純な後追いとなっている状況ですね。。。

俺は急逝した岩田聡前社長のことが好きでしたねー。

10代の頃、独学でプログラムを習得し
完成させたゲームを
ヒューレット・パッカード社に送ったところ
完成度の高さとそのエネルギーに驚き
同社から様々なお礼が返ってきたそうです。

その後、アルバイトからそのまま大学卒業後に
HAL研究所という小さなソフトハウスに就職します。
そこでは、社員は5名でプログラミング以外にも
デザイン、販売、はてには掃除までなんでもやったそうです。
ファミコンの初期の頃から任天堂と付き合いがあったらしく
最初期の名作『ピンボール』『ゴルフ』や『バルーンファイト』の
プログラミングを担当したそうです。

その後、多額の負債からハル研は当時の任天堂社長、山内溥さんの
肝いりで岩田さんを社長に抜擢します。

今まで経営などやったことのない岩田さんでしたが
15億の負債を6年で返済します。
カービィ』シリーズなど大衆に広く受け入れられる
ゲームを企画・開発していきました。
しかも社長業務をしながら、機械をみつけては
プログラミングしていたというから
よっぽどの好きものです。

その経営手腕を買われ2000年には任天堂に入社。
2002年、同族経営をしていた任天堂では異例となる
入社2年目外部参入者が山内社長より指定され
次期社長となります。

その後、WiiとDS、そして3DSを成功させます。
晩年ではWiiUの販売不振に苦しみ、DeNAスマートデバイス向けの
業務提携を締結したりと事業構造の改革に
乗り出した中途、亡くなってしまいました。

好きなエピソードはMother2の開発秘話で
当時、シナリオは溢れプログラムは破綻し、
開発中止寸前でした。
プログラマ兼プロデューサーとして参加し、
「これを、いまある形のままで直していくなら、2年かかります。
でも、イチからつくっていいなら、1年以内にやります。
どちらにしますか?」と発言し最初から作り直しました。

その時、岩田さんのみ制作やジャッジするような手法でなく
他の人でも岩田さんのように作れるような
ツールソフトを先に作り上げ、制作効率を上げたそうです。
個別の問題に囚われるのではなく、全体を見通し
周りのスキルで何ができないことかと正確に把握する能力が
ないと出来ないことですよね。

幾つか岩田さんの発言を挙げておきます。

レッドオーシャンでマーケットの取り合いをするなら競合に目を向けるでしょう。
しかし社員数も規模も総合力も格段に勝るソニーさんやマイクロソフトさんを
相手にいかにパワーゲームで勝つかではなく、
任天堂のゲームに何の興味も示さなかった人たちがどうすれば
こっちを向いてくれるかを考えることに圧倒的な時間を使った。
私は競合意識の非常に低い経営者です。」

こういう考え方が柔軟でとってもステキです。
強いものとケンカして勝とうするマッチョイズムではなく
もっと裾野を広げる視点を持ってます。

「私はもともとプログラマーですから、自分がつくったものに対して、
喜びにしろ、怒りにしろ、ユーザーの反応をすぐに知りたいという
欲望がものすごく強いのです。」

これはもう、モノを作る者なら誰しもが持っている。
経営者になってもこういう視点を失わないクリエイターとしての
純粋さを感じます。

「ここをこういうふうにしたらもっと面白くなるという意見を集めて、
そのとおりにすれば、本当に売れるかといえば、絶対にそんなことはない。
私たち娯楽産業のミッションは、いかに人を驚かせるかですが、
いくらマーケットリサーチをやっても、そこに答えはありません、
自分たちで考えるほかないのです。じゃあ、なぜ反応を知りたいかといったら、
それまで自分になかった視点が手に入るからです。
どうすれば人に驚いてもらえるかという仮説を考えるときの材料は、
多ければ多いほど精度が高まりますからね。」

多くのライフハック記事が溢れ
人々はどうすればよいか?という問いに他人から応えを簡単に
求める昨今。情報の使い方も明確。


とにかく岩田さんの話はわかりやすく、面白いです。
モノを作りたい・・・と思う人には、感じるところがあると思います。

最後に岩田さんがよく登場していた
ほぼ日刊イトイ新聞の岩田さんのコンテンツを紹介しておきます。
入りやすいしボリュームも結構あります。

http://www.1101.com/iwata20150711/index.html

任天堂の話ってよりかはほとんど岩田さんの話でした・・・。

というわけで次回は「う」!