SHIINBLOG

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Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

リリイシュシュのすべて

ずっと観たいと思っていましたが、

岩井俊二さんの作品つながりでやっと観るに至りました。

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中学生になって、仲良くなった蓮見雄一と星野修介は

夏休みにほかの仲間たちと西表島へ旅行に行く。

しかし、旅行から戻った星野は変質し、

番長を倒し自らその座に収まり、蓮見はいじめの対象になっていく…。

(2001年・日本)

 

この映画を「音楽映画」としてここに載せるかどうか悩んだのですが、

色々考えた挙句、(個人ブログではなく)こっちに載せる事にしました。

 

「若さ」と言うものは、眩しく・輝かしいものであると同時に

それゆえの残酷さ・得も言われぬ痛みが伴います。

それはいつの時代でも、哀しいかなついてくるもの。

多感な思春期に、それぞれが何を感じ、

どんな境遇にあり、どんな仕打ちを受け、どんな過程を経のか。

時代はいつだって変わり行くけれども、

その時期にしか受ける事の出来ないあらゆる事が

この映画の中には沢山含められていました。

 

リリイ・シュシュのすべて』はジャンルとしては

「音楽映画」ではないかもしれませんが、

全編を通して“リリイ・シュシュ”というアーティストが存在しています。

それがどんな音楽であれ、そこに自分の中の何らかを見出そうとし、

その影響によって自分自身が変わる。

私の中でも色んな思いが交錯しました。

 

この映画は一度見ただけでは良く分からないところが多いと思います。

(実際私はそうでした)

ハンドビデオ回しのシーンなんか特にそうです。

でも、それが多感で焦点が定まらない時期の

表現方法の一つだったんじゃないか、と思います。

今でも多感な私は、クライマックスに行く前に

何故だか泣いてしまいました。

 

その時だから受ける傷、与えてしまう傷、

与えられる喜び、埋めて欲しい穴と苦悩…

色んなものが一気に押し寄せてきます。

 


リリイ・シュシュのすべて

 

15年前の作品ですが

俳優陣が今も第一線で活躍しているのも加え、

その時だけに留まらない響きを与えてくれているのも

とても重要な要素となっていると思います。

 

また映画の中には歌声でしか登場しないアーティストである

リリイ・シュシュ”=Salyuさんなのですが、

彼女の歌声やその表現方法は幅広く、

この映画の中ではその透明感と神秘的な存在感を発揮しています。