SHIINBLOG

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

歌い手魂其の十八・ザ・ピーナッツ

前回に引き続き、先日訃報が届いた事から、

追悼の意を込めてザ・ピーナッツ

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今年亡くなったのは妹の伊藤ユミさんで、

姉の伊藤エミさんは2012年にお亡くなりになっています。

 

ザ・ピーナッツは1959年にデビューし、1975年に引退されました。

私が彼女たちの歌を聴いたのは小学生中学年の時、

友達の母親が聴いていた事からその子と遊ぶ時にザ・ピーナッツの曲が流れている、

と言う、まあ、随分と渋い遊び場でありました。

それまで聴いた事のないような音色がとても印象に残っています。

その中でも一番印象深かったのは“恋のバカンス”。


恋のバカンス ザ・ピーナッツ 1975

二人の絶妙なハーモニーはさる事ながら、安定感も抜群です。

声と骨格と言うのは深い関わりがあるので、

双子である彼女たちのハーモニー・ユニゾンの響きが心地よいのは納得ですが

その音感、持ち合わせた声質にも感嘆させられます。

 

オリジナル曲も良いですが、沢山のカバー曲を歌ってきたザ・ピーナッツ

その幅は広く、オールディーズからビートルズ

はたまたキング・クリムゾンまで本当に多岐に渡ります。

それらを聴くと、彼女たちの凄さをまた実感します。

ちょっと長いですが、このメドレーは聴き応えがあります。


ザ・ピーナッツ オールディーズメドレー

ザ・ピーナッツを調べていたらこの動画に出会ったわけですが、

中尾ミエさんも昔はしっかり歌ってたんだー、と個人的な感想。

もう一人の伊東ゆかりさんは今回初めて知りました。

この中では“ボーイハント”のハーモニーが秀逸です。

 

また、JAZZのスタンダードナンバー“LOVER COME BACK TO ME”が好きで、

以前それをyoutubeで観ていたらザ・ピーナッツもカバーしていたので

何となく流していたのですが、主旋律は元より、スキャットの細部まで…

その素晴らしさに魅入ってしまいました。


The Peanuts - LOVER COME BACK TO ME

最近は昔の曲を辿る事が多い「歌い手魂」ですが、

そうする事で自分自身、新しい発見が多々ありますし、

音楽の奥深さを改めて感じているところです。

 

最後に、ザ・ピーナッツの代表曲の一曲“恋のフーガ”を。


ザ・ピーナッツ 恋のフーガ