歌い手魂其の四十四・Shakira
しばらく邦楽アーティストが続いたので、
洋楽をと思ってちょっと考えたところ、
夏に合うラテン系のミュージシャン、Shakira。
歌ってる画像が少なかったんですが、
キレイな画像ばかりでびっくりしました。
そのスタイルの良さに惹かれた部分も多いのですが、
今でもそれを保っているところはすごい。
私がShakiraを知ったのは“Whenever, Wherever”。
独特な音楽観とその声色は、好き嫌いも分かれると思いますが、
この大胆かつ繊細と言う、微妙な感覚、私は好きです。
Shakiraの場合、大胆さの方がかなり勝っていますが、
自分の声の歌い分けはとても繊細だと思います。
コロンビア出身のShakiraは、8歳の時から作詞作曲を始めていたそうです。
デビューは1991年、高校卒業のために一時活動を休止、
1995年に復帰し、南米で活躍します。
世界的に活躍を始めたのは先述した“Whenever, Wherever”の収録されている
『Laundry Service』のリリースからです。
このアルバムの中からヒットしたバラード曲は
“Underneath Your Clothes”が有名ですが、
個人的には“The One”という曲がより好きです。
2005年にリリースした『Fijación Oral Vol. 1』の中のシングル、
“La tortura”は、スペインで1位、アメリカのビルボードでも23位。
23位と言えども、英語じゃない曲がこれほどヒットするのは
とても珍しい事なのだそうです。
言葉は全く分かりませんが、こういうスパニッシュな曲は大好きです。
以降、国を越えての活躍を見せているShakiraですが、
やっぱり彼女にはラテン調の曲が似合います。
(実際ヒットするのもそういう曲のようです)
2010年のFIFAワールドカップのテーマ曲“Waka Waka”は
観ているだけで陽気な気分になります。
Shakira - Waka Waka (This Time for Africa) (The Official 2010 FIFA World Cup™ Song)
最近では、ディズニー映画の『ズートピア』のテーマソング
“Try Everything”を歌っています。
今まで日本語版しか聞いた事がなかったので、
Shakiraが歌っていたとしってびっくりしました。
Shakira - Try Everything (Official Video)
最初に独特な声で好き嫌いが分かれる、と書きましたが、
実際彼女の声は「山羊の声」と言われていて、
小さい頃に入った合唱団ではそれを理由に辞めさせられたそうです。
いやぁ、何がどうなるのか、分からないものですね…