SHIINBLOG

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

のだめカンタービレ 最終楽章

クラシック作品が続きます。

今回は前回の『スイングガールズ』の主演、

上野樹理さんの代表作品『のだめカンタービレ 最終楽章』。

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前後編と、かなりのボリューム。

しかもドラマを観ていないとほとんど分からないと思うので、

単品ではお勧めしようがありませんが…

 

ヨーロッパへ音楽留学したのだめと千秋先輩。

前半は千秋編、後半はのだめ編、と言ったところでしょうか。

音楽的な成長をしつつ、それと共に歪みが生じる二人の恋愛。

(2010年・日本)

 

のだめカンタービレ』は最初の方だけ漫画で読んでいました。

去年か一昨年に(うちのギターの)deeさんの薦めから

ドラマのDVDを借りてから、遅ればせながらハマってしまいました。

内容もさることながら、俳優陣の演技力が相まり、

かなり楽しく面白く、観させて頂きました。

 

その中での映画化、前後編とあって、

かなり期待を持ってしまったからかもしれませんが

個人的にはドラマ版の方が好きです。

まあ、ヨーロッパ編なので、ちょっと無理があるところも否めないし、

内容的にもドラマ版とは違ってシリアスな部分も多いから

当然な流れではあるんですけど。

 

そんな中でも、千秋先輩のクラシック楽曲の説明は

とても勉強になるし、音楽の奥深さを感じます。

前編はまだコメディタッチなところが多いです。


のだめカンタービレ最終楽章 前編(プレビュー)

 

後編はよりシリアスに。


のだめカンタービレ最終楽章 後編(プレビュー)

 

音楽をする上で、どこにモチベーションを置くのか、

それはとても大事な問題です。

勿論音楽だけに限った事ではありませんが、

どんなに才能を持った人間であろうと

「自分の目標地点がどこにあるのか」それだけで全然違います。

ピアノの才能を持ったのだめ、その才能を見出した人たち、

千秋先輩に恋して先輩と一緒に演奏したいと思うのだめ。

どこが夢であり目標とするのか、

何が幸せなのか、その人にとっての幸せになるのか…

 

そういう事を考えさせてくれる作品でした。

(もっとも、私がドラマから映画版まで一気観したからかもw)