アコギスト列伝(117)Martin Taylor
本日のアコギスト列伝はMartin Taylor。
イギリスの天才ジャズギタリスト、特にソロギターでの
インスピレーションは本当に美しい。
アメリカのギタリストとは違う歌心を持ってます。
ギターはクラシックギターのように構えて
フィンガーピッキングスタイルです。
彼の教本を立ち読み(失礼・・・)したときに
「ピアノは左右しかないがギターは左右と上下がある」
的な発言があってソロギターを弾く人ならでは。
新しいスタイルながらジャンゴやジョーパスへのリスペクトを
感じられるのも素晴らしい。
ノラ・ジョーンズのDon't know whyをカバーしてますが
しっとりした曲がこんなにファンキーでジャジーに。。。
マーティンはチェット・アトキンスにもその腕を認められていました。
同じくC.P.Gとしてチェットに認められていたトミー・エマニュエルとの
共演。とにかく二人とも楽しそう。トミーは黙ってギターを弾いてられませんw
マーティンはヨーロッパのジャズギタリストらしくジャンゴスタイルも上手です。
彼の演奏は他にもyoutubeに沢山上がってますがどれを聴いてもすばらしい。
彼の演奏する曲で一番好きなThe Dolphin。
コードがジャズらしく深い響きで、ポップでグルーヴィー。