歌い手魂其の五十・MISIA
歌い手魂も50回目を迎えました。
そこで、私の音楽遍歴で大事な存在、MISIAさんを。
実は同じ長崎出身でもあります。
私が初めてバンドを組んだのがMISIAのコピバンでした。
なので、私の歌い方には彼女に影響を受けた部分は多様にあります。
デビュー作の“つつみ込むように”から“陽のあたる場所”は
かなり衝撃を受けました。
この曲は私も長い事歌わせて頂いていますが、
その時々で感じる事が違う歌詞の深みも毎回感じています。
自分が歌うと言う事もあり、一時はMISIA浸りの生活でした。
チケットを取るために前日の夜から並んだのはMISIAだけです。
彼女が初めて作詞作曲をした“キスして抱きしめて”は、
隠れた名曲で、我々Livaealもカバーさせて頂いています。
最初に歌った時のあの感覚は忘れません。
勿論、今は今で、この素直な曲をかみしめていますが。
ちょっとした事で、MISIAさんの知人と接した事があるのですが、
とにかく歌が好きで好きでしょうがない女の子だったと。
今でこそ、こんなに有名で実力もあるMISIAさんですが、
その前はオーディションを落とされる繰り返しだったと。
何がどこでどう結びつくのか、全く分からないのが人生…
MISIAの地位を確立させたのは
“Everything”と言っても過言ではないでしょう。
でもここは敢えて“心ひとつ”を。
歌唱力を持って、バラードの定番となったMISIAですが、
私はアップテンポの曲も好きです。
その前にバラード曲“逢いたくていま”。
割りと最近になってドラマの『仁』を全編観た私です。
小柄な体からこの声がどこから出てくるのか…
(日本の女性ボーカリストは小柄な人が多いですね。
洋楽でも150cm台は意外といます)
で、私が好きなアップテンポの曲ですが、
タイトルからグッと来た“Don't Stop Music”。
こちらもタイトルから惹き付ける“Rhythm Reflection”。
他にも勿論沢山あります。
ライブでもカバーを演っていましたが、
カバーアルバムはチェックしていませんでした。
今度聴いてみようと思います。
最後は、個人的に思い入れの深い“Believe”。
MISIAのカバーをしている時はR&Bを基本に聴いていましたが、
Janis Joplinに出会うのはそのちょっと先でした。
でも、そういう音楽に出会わせてくれたのも
本当にありがたい事です。