歌い手魂其の五十二・Janis Ian
前回中島みゆきさんを紹介しましたが、
彼女のトリビュートアルバムは今のところ二枚あり、
その一枚は海外のアーティストさんによるトリビュートです。
中島みゆきさんが日本に留まらない素晴らしさを持っている証でもありますが、
今回はその中の一人、Janis Ianについて。
因みに椎名林檎さんの“シドと白昼夢”の歌詞に登場しています。
最初にその中島みゆきさんのカバー曲、
“Headlight Taillight(ヘッドライト・テールライト)”。
Janis Ian - Headlight Taillight
勿論、中島みゆきさんの原曲は好きですが、
また別の曲として響いてきます。
英詞はJanis Ian作だそうです。
1960年代後半に10代でデビューするも、
一度引退状態になっていたようですが
Roberta Flackが“ジェシー”を取り上げた事から1974年に復帰。
1975年リリースの“At Seventeen(17才の頃)”が世界的ヒット。
いつの間にか、私も知っていた曲です。
Janis Ian - At Seventeen (Live, 1976)
澄み切った声は、どこか哀愁を含んでいます。
歌い方がとても丁寧で、キレイな発音をされる方だなぁという
印象を受けました。
私は個人的に“Love Is Blind(恋は盲目)”が好きで、
我々Livaealでも結構前からカバーさせて頂いている曲です。
オリジナルは1976年リリースで、
日本ではドラマの主題歌になった事もあり大ヒットしたようですね。
この動画を観る限りでは、ものまね番組だと思うのですが、
この番組って本当に侮れないくらいすごいです。
日本とヨーロッパでは特に人気があったと言うJanis Ian。
“Will You Dance”もドラマの主題歌になっていたんですね。
大分昔の人、と言うイメージがあったのですが、
今もなお活躍しているし、とても不思議な感覚でもあります。
Janis Ian自身、二度の長期活動休止期間があったようなので、
それもそれで不思議ではないのかもしれません。
私は以前の曲しかほぼ聴いた事がないので、
最近の曲も聴いてみたいアーティストさんです。
因みに、アンジェラ・アキさんのファンだとか。
インディーズの頃からと言うから、
相当のアンテナを張っていないと出来ないものです。
私はJanis Ianの一曲の中で物語が展開する感じが好きなのですが、
その中でも“In The Winter”を最後に。
Janis Ian - In the Winter - 4/18/1976 - Capitol Theatre (Official)
個人的なJanis Ianのイメージも「秋冬」の感じです。