歌い手魂其の五十三・アンジェラ・アキ
前回紹介したJanis Ianが懇意にしているアーティストとして
お名前が挙がった、アンジェラ・アキさん。
2014年に無期限活動停止されていましたが、
今年音楽活動を再開されました。
始めてアンジェラ・アキさんの歌を聴いた時、
立ってピアノを弾いているシーンがとても印象的でした。
ちょっと定かではないのですが、“心の戦士”だと思います。
音楽性はとてもきれいなんだけど、
そのスタイルには単なるポップスに留まらない
彼女の力強さを感じました。
2006年に日本武道館で史上初となる単独アーティスト
ピアノ弾き語りライブを開催したアンジェラ・アキさんですが、
「2006年に武道館でライブをする」と言う目標を立てて、
そのためには「何年までにこれを達成する」と
より細かな目標を設定していたと聞きました。
それを実現したと言うのは、本当に素晴らしいの一言です。
今尚広く沢山の人たちに歌われている
“手紙 ~拝啓 十五の君へ~”は、2008年の作品です。
この曲はNHK全国学校音楽コンクール中学生の部の課題曲に
アンジェラ・アキさんが提供したそうですが、
ロング・ヒットとなりました。
“輝く人”は“手紙 ~拝啓 十五の君へ~”のアンサーソング。
これまではピアノの弾き語りのイメージが強かったですが、
この曲ではギターでの弾き語りを披露しています。
2005年のデビューから、2014年の活動休止まで、
シングル・アルバムともにコンスタントにブレのない活動を
されていたイメージです。
それでもいつも自分の目標をしっかりと見据えていて、
見習うべきところが沢山あるアーティストさんです。
Ben Foldsのベストアルバムにも参加していると言うのは
チェックしたいところ。
最後に、Billy Joelの“Honesty”のカバーを見つけたので。
とてもきれいな声がスッと響いてきます。