歌い手魂其の五十九・Peabo Bryson
前回のRoberta Flackとのデュエット曲で紹介した大御所であり、
数多くのデュエット曲で知られているPeabo Bryson。
名前だけ聞くとピンときませんでしたが、
そのデュエット曲の数々を聞いたら知っていない事はないはず。
前回Roberta Flackとのデュエット曲は
“Tonight,I Celebrate My Love”を載せましたが、
“The Gift”など他の曲も一緒にCDをリリースしています。
一番有名なのはCéline Dionとのデュエット曲、
ディズニー映画『美女と野獣』のテーマソング
“Beauty and the Beast”でしょうか。
Celine Dion & Peabo Bryson - Beauty And The Beast (HQ Official Music Video)
Céline Dionが初々しい。
この曲でグラミー賞を受賞しています。
まさか同じ人だとは思ってもいなかったのですが、
『アラジン』のテーマソング“A Whole New World”も
Peabo BrysonとRegina Belleとのデュエット曲。
A Whole New World - Peabo Bryson and Regina Belle
映像も込みで、改めてじっくりと見てしまいます。
勿論ソロでも活躍していらっしゃって、
“If Ever You're In My Arms Again”や“Can You Stop the Rain”などが
ヒットしていますが、ここでは “Can You Stop the Rain”を。
PEABO BRYSON / CAN YOU STOP THE RAIN - Directed by Rocky Schenck
デュエット曲を歌えると言う事からして、
基本的にその歌唱力や音域は相当なものが必要です。
しかも、その相手自体が名立たるアーティストばかりですから、
Peabo Bryson自身、もう「お墨付き」なのです。
私はその名前を知りませんでしたが、
彼の歌声が認められていたからこそ、
沢山のデュエット曲に選ばれていたと言う事が分かります。
デビューがいつかは分かりませんが、
1969年代後半、Peabo Brysonが10代前半から音楽を始めていて、
1976年から2000年代前半まで
かなり頻繁にアルバムもリリースしていたようです。
私が好きなChaka Khanの“Through The Fire”を
カバーしていたので、その曲を最後に。
Peabo Bryson- Through The Fire
何て透明感と包容力を持った高音なんでしょう。