歌い手魂其の六十・Chaka Khan
60回目の今回は、前回Peabo Brysonが曲をカバーしていると紹介した、
R&Bの女王、Chaka Khan。
ダイナミックで、はち切れんばかりの笑顔で歌う表情が
とても印象的なアーティストさんです。
まずは前回Peabo Bryson版を紹介した“Through The Fire”。
大分前に聴いた曲で、Chaka Khanの事もほとんど知らなかったですが、
以前から大好きなナンバーです。
1973年にファンクバンド『Rufus』のボーカルでデビュー。
1974年に大ヒットした“Tell Me Something Good”はStevie Wonderの提供曲。
Rufus & Chaka Khan - Tell Me Something Good
超クールです。
1978年にソロデビューし、
そのため1982年に『Rufus』は解散しますが、
最後のアルバムに収録している“Ain't Nobody”も代表曲の一つ。
Rufus & Chaka Khan - Ain't Nobody
歌は勿論いいですが、バックの音・アレンジもカッコいいです。
1989年にリリースしたQuincy Jonesプロデュースの
“I'll Be Good to You”ではRay Charlesとデュエットをして、
R&Bチャートの1位になっています。
Quincy Jones, Ray Charles & Chaka Khan - I'll Be Good To You
ジャンルは幅広く、JAZZではMiles Davisとも度々共演しているそう。
映画『永遠のモータウン』ではMarvin Gayeの代表曲
“What's Goin' on”をカバーし、グラミー賞を受賞。
Chaka Khan " What's Going On "
最近の活動は全然知りませんでしたが、
今もなお精力的に活動しているようです。
2007年にリリースした『Funk This』もグラミー賞を受賞し、
Mary J Bligeをフューチャーした“Disrespectful”も受賞。
これがまたカッコいい。
このアルバムは是非とも聴きたいです。
CHAKA KHAN / MARY J ----- DISRESPECTFUL ----- ACAPELLA
この声量、ハイトーンボイスを今でも保ち続けていると言うのは、
奇跡と言っても過言ではないと思います。
最後に、彼女のソロデビュー曲であり、代表曲の一つ、“I'm Every Woman”を。
この曲はWhitney Houstonもカバーしている曲です。