SHIINBLOG

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

歌い手魂六十一・Marvin Gaye

前回Chaka Khanのカバーした“What's Going On”を紹介したので、

今回はMarvin Gaye

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アーバン・ソウルの申し子。

 

先ずはMarvin Gayeの代表曲、

沢山のミュージシャンにカバーされている “What's Going On”。


Marvin Gaye " What's Going On " Live 1972

カバー毎にその表情を変えるこの曲ですが、

Marvin Gaye本人が歌っている動画を観るだけでも多種多様です。

“What's Going On”自体は1971年リリース。

 

音楽活動自体は1950年代から行っていたようですが、

ソロデビューは1961年のようです。

1967年にリリースしたTammi Terrellとのデュエット曲

“Ain't No Mountain High Enough”がヒット。


Marvin Gaye - Ain't No Mountain High Enough (Greatest Hits. Live In '76)

私は今回初めてTammi Terrellと言う名前を知ったのですが、

24歳で亡くなったそうです。

因みに、とある記事ではこのAin't No Mountain High Enough”も

Diana Rossとのデュエット曲と書かれてありました。

「もしくはDiana Rossは最初別名で活動していたのか?」とまで

考えてしまった私です…。

そのTammi Terrellの急逝により、

Marvin Gayeは一時音楽活動を休止。

 

勿論ソロでも、ヒット曲を生み出しています。

その中から“Heard It Through The Grapevine”。


Marvin Gaye - Heard It Through The Grapevine (Live at Montreux)

日本語のタイトルは “悲しいうわさ”。

 

その活動休止の後に“What's Going On”を発表し、

“Mercy Mercy Me”も大ヒット。


Marvin Gaye - Mercy Mercy Me (From "Live at Montreux 1980" DVD)

 

戦争・貧困・黒人差別…

沢山の大きな問題を背負った作品の制作と発表。

それがどういう事か、勿論私には想像する事しか出来ませんが、

Marvin Gayeがそうした活動をした事によって、

当時活動していた黒人アーティストを始め、

今も活躍するアーティスト達にも

多大なる影響を与えたと言う事だけで

もうそれは凄いし素晴らしい存在だと言う事は間違いないです。

 

公私ともに破綻に追い込まれるも、また復活。

と、思いきや、まさかの父親からの銃殺。

1984年、享年44歳。

早すぎる死です。

 

“Sexual Healing”は1982年のヒット曲。


Marvin Gaye - Sexual Healing

 

また、先述したDiana Rossとのデュエットですが、

Marvin Gayeとしては4人目のデュエットパートナーだったそうです。

Diana Rossがデュエットアルバムを作ったのはMarvin Gayeが初めて。

その中でも一番有名だと思う『The Stylistics』のカバー曲、

“You Are Everything”を最後に。


Diana & Marvin - You're my everything