歌い手魂其の六十七・トータス松本(ウルフルズ)
忌野清志郎さんの後に誰を出そうかと思いましたが、
関西の熱血ソウル兄ちゃん。
その音楽性と交流関係は本当に多岐に渡ります。
ウルフルズの楽曲で私が最初に思い出すのは“バンザイ~好きでよかった~”。
ULFULS - banzai ~suki de yokatta~ LIVE (Rock in Japan 2006)
「“ガッツだぜ!!”がバレンタインの応援ソングで
“バンザイ”がホワイトデーに応えた曲みたい」といった感じの事を
友達が言っていた事を思い出します。
1992年に “やぶれかぶれ”でデビューしたウルフルズですが、
しばらくヒットに恵まれず、1996年に先述した
“ガッツだぜ!!”と“バンザイ~好きでよかった~”が大ヒット。
1997年リリースの“かわいいひと”も好きです。
これは母親に向けた曲なのですが、
自分の母親を「かわいい人」なんて言えること自体ステキです。
友達がカラオケで歌った“借金大王”は、
ノリもよくて歌詞の入れ方も絶妙。
その友達が歌った“大阪ストラット”も印象的でした。
同郷の九州人なのですが、一生懸命関西弁を歌おうとする姿が…
その曲が大瀧詠一さんの曲のカバーと言う事は今回初めて知りました。
(私自身は大阪で過ごした時期も長いので、
その曲自体にはとても共感できます)
音楽的には独特で、でもその根本的なソウルが一本気で大好きです。
曲自体も割りとメッセージ性の強いものになってきましたが、
その中でも“笑えれば”は好きでした。
“ええねん”もええんよなぁ…と思っていたら、
奥田民生さんとのコラボ動画がありました。
曲の作りであったり好きな音楽であったり
共通点が多いから、驚くほど全く違和感がありません。
トータス松本さんソロのカバーアルバムとか好きなんですけどね、
流石に動画はありませんでした。
2012年リリースのSuperflyとのデュエット曲“STARS”も
素適なコラボレーションでした。
最後はSam Cookeのカバー曲、“ワンダフル・ワールド”。
ウルフルズの曲から原曲を知りました。