アコギスト列伝(155):Booker "Bukka" White
本日のアコギスト列伝はBooker "Bukka" White。
デルタブルースの大家です。
ブッカはBBキングの母親といとこであったそうです。
元野球のピッチャーで、ボクサーをしたこともあり、
肉体労働をしながら演奏活動を続けていました。
ボブ・デュランが彼の曲「Fixin' to Die Blues」をカバーしたことで
再発見されました。
レッド・ツェッペリンが彼のプレイから影響を受けた
曲をいくつか発表しています。
ドブロを使い、親指で弦を弾くスタイルです。
オープンEmという変わったチューニングを使います。
ギターを叩くスタイルも使ったり技が多才です。
スライドの感じにジミー・ペイジが影響を受けたんでしょう。
リズミックな曲ではサムピックを使用してます。
ラップトップスタイルでは、スライドバーではなく
ヤスリをつかって演奏しているようです。
実はヤスリのほうがスライドバーよりいい音が出るのは秘密ですw
目が細かく重みが感じるものがいいですよ。