歌い手魂其の七十一・原由子
前回桑田佳祐さんを紹介したので、
今回はサザンオールスターズのキーボードで桑田さんの奥様、
シンガーソングライターの原由子さん。
桑田さんの声も個性的ですが、
違う意味で個性的でチャーミングな歌声をお持ちです。
私は中学生の時柔道少女でしたので、
“少女時代”を聴くと何だか特別な思いに包まれます。
原由子さんもサザンオールスターズと同じくほぼ動画がありません。
割りと初期の頃だったはずなのでリアルタイムではありませんが、
それも含め色んな思いが溢れてきます。
(今回調べて初めて“少女時代”は斉藤由貴さんに提供した曲だと知りました)
『サザンオールスターズ』のキーボードとして
1978年にデビューした原由子さんですが、
高校生の時からフォークデュオを組んで活動していたそうです。
ソロ活動もされていますが、サザンのアルバムでも一曲ずつ
原由子さんがボーカルをとるのが通例となっているそう。
前回、桑田佳祐さんはお姉さんから音楽の影響を受けたと書きましたが、
原由子さんはお兄さんから影響を受けたそうです。
その中でもブルースを特に好んで聴いていたとか。
動画はほとんどありませんが“花咲く旅路”がありました。
1991年の紅白にこの曲で原由子さんがソロで出演したそうです。
この歌声、何だか妙に癒されます。
2007年には竹内まりやさんと“チャンスの前髪”にゲストボーカルとして参加、
『風味堂』とスペシャルユニット『ハラフウミ』で“夢を誓った木の下で”を共作。
『ハラフウミ』の方は動画がありました。
風味堂とのコラボと言う事もあり、
お互いの良いところが絶妙に絡み合って素敵です。
先述した“少女時代”などでオリジナル曲を聴いてはいましたし、
サザンの曲として原さんの曲を聴いた事も勿論ありますが、
ソロアルバムは聴いた事がなかったので今度聴いてみたいと思います。
また、カバーアルバムもリリースされていたので
その曲目を見てみたのですが、選曲がとにかく渋い。
と言うか、私は原曲をほとんど知りませんでした。
これも併せて、ちゃんと聴いてみようと思いました。