アコギスト列伝(173):Joe Pass
本日のアコギスト列伝はJoe Pass。
ジャズギターの教科書と言われる偉大なジャズギタリストです。
9歳でギターを始め、14歳でバンド活動を開始。
長い期間を更正施設で過ごしたといいます。
30歳過ぎてデビュー。バンドサウンドも好きですが
ギター1本でもビバップしまくるアルバムを連発し
ヴァーチュオーソ(巨匠)の通り名がつけられます。
とにかくギター1本であっても自由に弾きまくります。
ソロギターの基礎なんていわれますが
相当、個性的だと思います。
ジャズギタリストってコンスタントに歌モノを作る人は
少ない印象ですが、ジョーはエラ・フィッツジェラルドと
沢山アルバムを作っています。
ギターだけのアルバムだとお腹いっぱいになっちゃうのですが
歌モノのちょっと抑えたプレイが好きです。
ブルースが多いのいいですね。
いつもちょっとミックスがギター小さめなのが残念。
評価が高いのはヴァーチュオーソシリーズですが
Blues For Fredというソロギターアルバムが一番好きですね。
ジョーといえばNight and Day。
巨匠シリーズのヴァージョンが名演とされてますが
こちらのほうが好みです。
トーンがモダンだし。