歌い手魂其の七十八・Ringo Starr(The Beatles)
前回は椎名林檎さんだったので、
今回は彼女の名前の由来にもなった(諸説ありますが)
『The Beatles』の元ドラマー、Ringo Starr。
何とも渋い。
画像を見ていると、結構ピースサインをしている姿が多く、
その人柄が滲み出てくるようです。
Ringo Starrと言えば、当然『The Beatles』のドラマーですが、
今も現役でソロ活動をしています。
私がRingo Starrのソロアルバムを聴いたのは数年前、
音楽好きの上司から「これはイイよ!」と
CDを貸してもらったのがきっかけでした。
それまではまさか歌っているとは思いもよりませんでした。
The Beatlesの曲では“Yellow Submarine”等でリードボーカルをとってます。
Ringo Starr - Yellow Submarine (live 2005) HQ 0815007
小さい時から病弱で入退院を繰り返していたRingo Starrは、
入院中に医者にドラムを教えてもらい、院内のバンドに加入したそうです。
(この「歌い手魂」でも、元々病弱だったから歌を練習するようになった、
と言うミュージシャンも結構いる事を知りました)
ビートルズのオリジナルメンバーであるPete Bestが脱退した事で、
1962年にビートルズに加入し、デビュー。
ビートルズの活躍は割愛。
Paul McCartneyがビートルズ脱退を表明する直前の1970年に
初の単独作品を発売し、それからソロ活動を開始。
1971年リリースの“It Don't Come Easy(明日への願い)”が初シングル。
Ringo Starr - It Don't Come Easy
ビルボードでは最高4位になったそうです。
George Harrisonとの共作“Photograph(想い出のフォトグラフ)”や
“You’re Sixteen”は全米チャートNo1を記録。
個人的には“You’re Sixteen”の方が好きなのですが、
George Harrisonの追悼コンサートの動画が
とても素敵なので、ここは“Photograph”を。
Photograph - Ringo Starr [Concert for George; Royal Albert Hall; 2002].flv
参加しているアーティストも錚々たるメンバーです。
『リンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンド』は1989年結成。
アルコール依存症患者更生施設での治療を経て
カムバックした後の事だそうです。
Bruce Springsteenのバックバンドや
Eaglesの元メンバーなど…大物ミュージシャンばかりです。
アルバムのレコーディングにAlanis Morissetteも参加していた、
と言う事を今回初めて知ったので、
youtubeで検索したらAlanis Morissette・Steven Tylerとの
コラボ曲があったのでテンションが上がってしまいました。
Drift Away - Ringo Starr, Alanis Morissette & Steven Tyler (Promo Only)
調べてみたら1998年リリースの「Vertical Man」に
収録している曲だったので、要チェックです。
2014年にはビートルズ米国上陸50周年として、
グラミー賞授賞式でPaul McCartneyと共演。
歌はPaul McCartneyが歌ってますが、
とても感動的だったので“Hey Jude”を。
Hey Jude (Paul McCartney and Ringo Starr Grammy Salute to The Beatles) 2014-01-27
最後に『The Platters』の“Only You”のカバー。
1974年にリリースしていたそうですが、
とても意外なカバーの仕方に驚きました。