歌い手魂其の八十二・Elton John
前回紹介したAxl Roseと親交が深いミュージシャンとして
動画もアップしたので、今回はElton John。
歌やピアノは勿論、作曲家・プロデューサーとしても
有名なマルチアーティストの一人です。
誰の曲かは知らなかったけどいつの間にか流れていた曲、
それがElton Johnの“Your Song”でした。
「音楽映画」で紹介した「ムーラン・ルージュ」でも
ユアン・マクレガーが歌っていて印象的でした。
1969年にソロ・デビュー。
1970年にリリースした先述の“Your Song”のヒットから、
コンスタントに活動を続け、現在までに3億枚以上の
セールスを記録しているとは、もう想像も追い付きません。
1986年リリースの“That's What Friends Are For”で、
Dionne Warwick・Gladys Knight・Stevie Wonderとコラボし、
初のグラミー賞を受賞しています。
Dionne Warwick, Steve Wonder, Gladys Knight & Elton John - That's What Friends Are For.avi
素晴らしいメンバーとハーモニーです。
1997年にダイアナ妃に捧げた“Candle In The Wind”は
シングル史上最大のヒット曲で、未だその記録は破られていないそうです。
Princess Diana Funeral - Elton John - Candle In The Wind (Goodbye Englands Rose)
しっとりとした曲のイメージが強かったので、
中々想像できないのですが、とてもサービス精神が旺盛で、
色んなパフォーマンスや過剰なほど派手な衣装も特徴的だそう。
同じく「ピアノマン」として有名なBilly Joelとの共演も見ものです。
Elton John and Billy Joel - Piano Man live
こうして一緒に演奏すると、お互いの個性が引き立つのも面白い。
『The Beatles』のカバー“Lucy In The Sky With Diamonds”では、
John Lennonと共演していて興味深いです。
Elton John - Lucy In The Sky With Diamonds
交流関係は広いし、それこそ沢山のミュージシャンと
共演しているElton Johnですが、まさかオペラ界の重鎮、
Luciano Pavarottiとも一緒に演奏しているとは。
作曲家としても勿論素晴らしく、
「ライオン・キング」や「アイーダ」などの音楽を担当していました。
まさか、子供の頃に聴いていたあの曲達が、
Elton Johnによるものだとは…何だか感慨深いです。
「ライオン・キング」の主題歌“Can you feel the love tonight”。
Elton John - Can you feel the love tonight Live (Rare Video)
「アイーダ」も同じく、また観直してみたいと思います。
多分以前観たものとは違った感覚を抱くのでしょう。
色んな問題を抱えながらも、ヒットチャートを未だ駆け抜けるElton John。
最後に、個人的に思い入れの深い“Goodbye Yellow Brick Road”。
Billy Joelとの共演バージョンがあったので、それを。
Elton John w/Billy Joel - Goodbye Yellow Brick Road (Live-HQ)