歌い手魂其の八十三・Dionne Warwick
前回紹介したElton Johnの初グラミー賞は、
Dionne Warwickとの共演作でした。
と言う事で、今回はDionne Warwick。
Whitney Houstonの従姉妹であり、
姉妹もディープなソウル・シンガー。
今や色んなミュージシャンがカバーしている“I Say A Little Prayer”も
最初に歌ったのはDionne Warwickです。
Dionne Warwick - i say a little prayer
1963年にデビューしたDionne Warwick、
翌年リリースした“Walk On By”で脚光を浴び、それからヒットを連発。
今となってはスタンダードとして残っている曲も多数です。
1970年代は不振が続くも、1979年リリースの
“I'll Never Love This Way Again”でグラミー賞を受賞。
Dionne Warwick "I'll Never Love This Way Again" (ORIGINAL)
1982年リリースの“Heartbreaker”は彼女の代表曲の一つです。
1985年には錚々たるメンバーによって奏でられた
『USA for Africa』の“We Are The World”にも参加しています。
前回Elton Johnとの共演で紹介した“That's What Friends Are For”は、
その翌年1986年のリリースです。
他にも共演の多いDionne Warwickですが、
初めて“Superwoman”を聴いた時は鳥肌ものでした。
これはGladys Knight・Patti LaBelleとのコラボ作。
そんなビッグな三人が一緒に歌うんですから、
もう凄いとしか言いようがありません。
Gladys Knight, Dionne Warwick, Patti LaBelle - Superwoman
元々は1988年にリリースされたKaryn Whiteの作品で、
1991年に三人にカバーされました。
2007年にリリースした「My Friends & Me」は
自己のヒット曲を女性ミュージシャンとデュエットしていて、
Gladys Knight・Olivia Newton-John・Cyndi Lauperなど、
これまた錚々たるメンバーとの共作のようなのでとても興味深いです。
今まではDionne Warwick個人の作品を
ちゃんと聴いた事がなかったので、
これを機に聴いてみようと思います。
“That's What Friends Are For”を
Whitney Houston・Luther Vandross・Stevie Wonderと
一緒に歌っている動画があったので、それを最後に。
Whitney Houston, Luther Vandross, Dionne Warwick, Stevie Wonder LIVE - Thats What Friends Are For