歌い手魂其の八十五・Gloria Gaynor
前回Gladys knightのカバーを紹介したので、
今回はGloria Gaynor。
ダンス・ミュージックの女王。
まずは、Gloria Gaynorの代表曲1978年リリースの“I Will Survive”。
日本でも“恋のサバイバル”として布施明さんがカバーしています。
（私は布施明さんのバージョンは聴いた事がありませんでしたが、
布施明さんご自身で訳詞されたそうです）
私も以前カバーした事がありますが
とっても前向きな曲調と歌詞が好きでした。
デビューは1965年ですが、長い間ヒット曲に恵まれず
最初にヒットしたのは1975年にリリースした
“Never can say goodbye”だったそうです。
Gloria Gaynor Never can say goodbye 1975
Gloria Gaynorの曲を追った事はないので想像ですが、
もしかしたら彼女の音楽に時代がやっとリンクしたのかもしれません。
この曲は初めてダンス・ミュージックとしてNo.1になった曲だそうです。
先述した“I Will Survive”は1978年リリースの曲ですが、
そのヒットを持ってして彼女のダンス・クイーンとしての地位が
確立されたと言っても過言ではないでしょう。
色んなミュージシャンにカバーされたり、
Gloria Gaynor自身、近年でもライブバージョンを
発表したりしているようです。
また、2000年の時点で6回も映画の中で使われたそうですし、
グラミー賞の「Best Disco Song」を獲得した唯一の曲でもあります。
1983年リリースの“I Am What I Am”も彼女の代表曲の一つ。
Gloria Gaynor - I Am What I Am • TopPop
アカペラでの入りを聴いただけで、彼女の歌唱力の凄さが分かります。
私はGloria Gaynorのベスト・アルバムしか聴いた事がなかったので、
ダンス・ミュージックのイメージしか持っていませんでしたが、
バラード曲もパワフルでとてもカッコいいです。
2002年リリースの”I Never Knew”。
元々『The Four Seasons』が1967年にリリースして
今やスタンダードナンバーと言っても過言ではない、
“Can't Take My Eyes Off You（君の瞳に恋してる）”を
Gloria Gaynorもカバーしていたので、最後にその曲で。
