アコギスト列伝(012)Baden Powell
今日のアコギスト列伝。
この方も大好きなアコギスト。
今回は、Baden Powell。ブラジルが生んだ天才ギタリストです。
映画、男と女のサウンドトラックでギターを弾いてのも彼だとか。
所謂、ボサノヴァにカテゴライズされているギタリストですが
その音楽性はもっとディープで情念深いものです。
カフェで流れるような、シャレオツなボサではなく
孤独と熱さみたいなものが同居した音なのです。
その情念の濃さは、フラメンコにも通ずるものがあると思います。
彼のプレーをコピーすると、自分の感覚に比べると
かなり前ノリに感じます。
そのためメトロノームに合わせて弾くのは余裕なフレーズであっても
彼のCDと合わせて弾くと独りで弾いているときより
早く感じるドライブ感がすごいです。