フォー・ザ・ボーイズ(FOR THE BOYS)
第一弾でBette Midler主演の『ローズ』を紹介したので、
Bette Midler繋がりで今回は『フォー・ザ・ボーイズ』を。
半世紀に渡って軍隊慰問ショーのトップ・スターとして活躍した
エディ(James Caan)とディクシー(Bette Midler)という
男女コンビの波乱万丈の人生を描いたエンタテインメント人間ドラマ。
(1991年・アメリカ)
ディクシーは軍事カメラマンの夫を持ち、
一人息子を育てながら歌手として活動していた。
そこで、ライターである叔父の紹介から、
エディと一緒に軍隊慰問の活動を始める。
最初は反発し合った二人だが、
そのやりとりが人気を博していく。
『P.S. I love you』『Come rain or come shine』『In My Life』などの名曲を
Bette Midlerが歌い上げるシーンは歌の力を感じます。
どんな状況でも、音楽が与える力というのはあるんだと感じさせられます。
後半は歌のシーンはあまりなく、
ディクシーの不運な人生と戦争の悲惨さを訴えています。
それにしても、年齢を重ねていくディクシーを
Bette Midlerが本当に巧みに演じてのには感服します。
曲もいいし、物語もとてもいい映画です。
その中から『In My Life』を。