アニー(Annie)2
初代『アニー』の後はリメーク版の『アニー』を。
現代のニューヨーク。
アニーは4歳のときに姿を消した両親に、
いつの日か会えるときが来ることを夢見て、
両親と別れたレストランに足しげく通っていた。
ある日、アニーはIT長者でニューヨーク市長の有力候補とされるスタックスに出会う。
選挙スタッフに提案されてアニーを引き取ったスタックス。
そんな中、アニーの両親に関わる知らせが届き……。
(2015年・アメリカ)
元々のアニーの印象が強いから、
最初は「現代のアニー」にする必要性を感じなかったんだけど、
実際観てみると、原作をリスペクトしつつも
新しい作品に作り上げている、と感じました。
新しい曲もストーリーが進む毎に受け入れる事が出来たし、
どんな状況下でも“アニー”というキャラクターは輝くんだと実感しました。
意地悪な里親役のハリガン(キャメロン・ディアス)は、
昔スターだったという設定で、
それがまた新たに物語に色を加えていて面白かったです。
(勿論、初期のただの意地悪ハリガンも、
それだけで濃いキャラで好きでしたが)
30年の時を経て、変わったものと変わらないもの、
それは映画の中にも、今の社会の中にも
色々と感じる事が出来る、そんな映画でした。
という事で、前回紹介した“it's a hard knock life”を。
初代のアニーより曲はふんだんに使われており、
しかも主演のクヮヴェンジャネ・ウォレス初め
聴き応えもあります。