歌い手魂其の九十一・Janet Jackson
先日御歳50歳で初産を経験され、世間を驚かせた
(少なくとも私はびっくりしました)Janet Jackson。
言わずもがな、『King of Pop』Michael Jacksonの妹さんです。
私の中でJanet Jacksonのイメージが強いのは“Rhythm Nation”。
キーの高いきれいな声に、抜群のリズム感、
そして完璧なダンス…素晴らしいです。
7歳の頃から舞台に立ったり、兄弟とのデュエットや
バックコーラスとしてのキャリアはあったものの、
本格的にシンガーソングライターの道を歩み始めたのは1982年。
1st Albumからの“Young Love”。
Janet Jackson - "Young Love" (Soul Train - Ao vivo - 1982)
歌は勿論なんですが、終わった後の司会者との会話とか
すごくキュートです。
昔の映像や音楽を観聴きしても、私なんかは
「流石Jackson家の血を継いだ人だな」と思うのですが、
本人としてはやっぱり「ジャクソン・ファミリー」の
プレッシャーは相当なものだったようです。
そこから脱却しようと作った3rd Album『Control』が大ヒット。
その中でも特に“When I Think Of You”がヒット。
Janet Jackson - When I Think Of You
このアルバム以前の曲は演奏する事がないくらい、
Janet Jacksonの中では思い入れの強いアルバムだそうです。
1993年リリースの“That's The Way Love Goes”は、
セクシーな表現が目立つようになり、Madonnaと比較される
ことがあったというのは、個人的には意外でした。
Janet Jackson - That's The Way Love Goes
1995年にはMichael Jacksonとのデュエット曲“Scream”をリリース。
お互いに刺激を与え合ったんでしょう、
それぞれの良さが際立っているように感じます。
このMV、何回見ても観入ってしまいます。
1997年リリースの “Together Again”は
亡くなった友人に捧げた曲だそうです。
Janet Jackson - Together Again
しんみりなりがちな曲なのに、
こんなに明るく歌う事もできるんですね。
2000年にはエディ・マーフィー主演の映画
『ナッティ・プロフェッサー2 クランプ家の面々』の
ヒロイン役で成功を収め、その主題歌
“Doesn't Really Matter”がヒット。
日本に限って言えばこれが最大のヒット曲となりました。
Janet Jackson - Doesn't Really Matter (Official Video)
耳馴染みのある曲だと思ったら、
島谷ひとみさんがカバーしていたんですね。
最後に2001年リリースの”All For You”を。
そんなによく聴いていたわけではありませんが、
今までとは違う路線の曲を作ろうとしてるのかなと
思った事を覚えています。