マイ・フェア・レディ
前回『舞妓はレディ』を紹介したので、
今回はそのオマージュ作品『マイ・フェア・レディ』を。
オードリー・ヘプバーンの代表作の一つ。
ロンドンの下町、夜の巷で花を売っていた少女イライザ。
そこへたまたま通りかかったヘンリー・ヒギンズは、
彼女の余りにもひどい訛りに対し、
正しい発声と淑女としての行儀を身に付けさせると断言する…。
(1964年・アメリカ)
丁度オードリー・ヘプバーンの作品を観たいと思っていた
ところだったので、改めて彼女の魅力を感じられて
他の作品も観たいと思った限りです。
何よりオードリーの表情の素敵さに惹き付けられます。
最初の手の付けようがない野蛮な感じも、
教育を受けた後の凛とした美しさも、
どちらにしてもオードリーだからこそ見せられる
魅力なのだと思います。
“永遠の妖精”と言われるオードリーですが、
彼女の作品を見ていたらその言葉が本当にしっくりきます。
でも、イライザの歌のシーンはおよそ90%が
マーニ・ニクソンによる吹き替えだそうで
それは今回初めて知りました。
後、どうしようもないイライザの父親役が
キャラとしては好きです。(ひどい親だけど)
因みに『マイ・フェア・レディ』は、
日本人の芸能人主演のミュージカルにも行った事があるのですが、
それが思いの外退屈で驚いた事が忘れられません…。
そういう思い出も、有名な作品ならではなのでしょうね。
(出演者が悪かったわけではありませんので悪しからず)
Marni Nixon 映画「マイ・フェア・レディ」 踊り明かそう I Could Have Danced All Night