サウンド・オブ・ミュージック
二週に渡り名ミュージカル作品を紹介してきましたが、
今回は『サウンド・オブ・ミュージック』。
作品自体も名作ですが、名曲揃いのこの作品。
1938年のオーストリア、院長の命により
厳格なトラップ家へ家庭教師としてやって来た修道女マリア。
彼女の温かい人柄と音楽を用いた教育法で、
七人の子供たちはマリアの事が好きになるが、
父親であるトラップ大佐とマリアの衝突は絶え間なかった。
だが、次第に大佐に惹かれている事に気づき悩むマリア。
やがて大佐の再婚話が持ち上がり彼女は傷心のまま修道院に戻るのだが…。
(1965年・アメリカ)
最初に観たのはまだ小学生に入る前だったと思います。
祖父母の家で流れていたのを、
何だかとてもよく覚えています。
物心がついた後も何度か観ましたが、
まずは何と言ってもマリア役のジュリー・アンドリュースの魅力。
キュートでチャーミングで、もう目が離せませんでした。
屈託のないその素直さ、マリア自身に壁がないから
子ども達の壁を破る事が出来たんだと思います。
初めて子ども達が歌うシーンは、胸があたたかくなります。
音楽の楽しさ、素晴らしさを伝えてくれる
本当に素敵なミュージカルです。
子ども達との関わりもそうですが、
大佐の心も解けていく様子もとても良いです。
先述しましたが、劇中歌も名曲ばかりで、
子供にも大人にも楽しめる作品ではないでしょうか。
175分と、時間はかなり長いですが。