歌い手魂其の百十八・Shania Twain
かなり間が空いてしまいましたが、
前回Lionel Richieとのデュエット曲で紹介したので、
今回はカントリー歌手のShania Twain。
カントリー歌手ですが、ポップからロック。
とにかく幅が広いシンガーです。
まずは耳馴染みのあるアッパーな曲、タイトルもそのまま“Up!”。
Shania Twain - Up! (Live in Chicago - 2003)
全体的な曲調はポップですが、音使いにカントリーを感じます。
デビューは1993年。
「Shania」はオジブワ族の言葉で「我が道を行く」という意味だそう。
その言葉を使う事にも色んな困難があったようです。
自分が持ったものと感じるもの、アイデンティティなど…
単純なようでとても複雑な、でもとても大切な思いを感じます。
1996年リリースの3rd Albumでグラミー賞カントリー・女性ヴォーカルを受賞。
このアルバムはUS史上最も売れたアルバムの6位に記録されています。
その中からテレビの主題歌にもなった“When”を。
先述した“Up!”を収録したアルバムは2002年リリースで、
初登場からビルボードチャートを5週連続1位を記録しています。
2004年にはベストアルバムをリリース。
私は海外ドラマはほぼ観ないのですが(はまったら怖いから)、
何かと耳にすることも多く『デスパレートな妻たち』も話題作でした。
そのドラマのサウンドトラックに提供した“Shoes”は2005年リリースの曲。
これはカントリーバージョンとポップバージョンがあったので、
個人的にカントリーバージョンの方をチョイスです。
Shania Twain - Shoes (Country Version)
私はShania Twainの曲をじっくり聴いた事はありませんでしたが、
今回色々聴いてみていつの間にか知っていた曲が意外に多く
改めて彼女の知名度の広さに気付きました。
その中でも有名な“You're Still The One”を
Elton Johnとコラボしている動画があったので新鮮でした。
Shania Twain and Elton John - You're Still The One
個人的に好きな曲は“From this Moment on”。
Shania Twain - From this Moment on
壮大な曲は単純に素晴らしいです。
名前は知っていたし、曲も結構聴いていたけど
あまりパッとした彼女のイメージがなかったのは
日本での(ワールドワイドでの?)活動がなかったからかもしれません。
今回こういう機会があってShania Twainの事を調べましたが
表立っての活動はしていなかったようです。
丁度今年新しいアルバムをリリースしたようで、
これもきっと面白いタイミングだと思っています。
その中から“Swingin' with My Eyes Closed”を。
より声に深みが増しているし、音楽的にも興味深いです。
Shania Twain: Swingin' with My Eyes Closed
こういう出会いがあるから音楽は楽しくてしょうがない。