ニッチなギターテクニック練習研究(015): Sweep picking 攻略/3弦ブロック
どもdeeです。
新年1発目からマニアックな感じでいきます。
スウィープピッキングについて、難易度が高いと感じるプレーヤーが多いようなので
アドリブでも自然に出るようになるエクササイズを紹介します。
■慣れないうちはなるべく16分音符でリズムをとる
スウィープピッキングといえば速弾き用のテクニックと捉えがちですが
オルタネイトよりレガートなニュアンスを出せるテクニックと理解したほうが
アドリブやメロディを演奏するときに様々な局面で使用できるようになります。
3音でのシーケンスフレーズも多いので6連譜のリックも多いのですが
まずリズミックにいい感じをつかむためにもtempo=100~120くらいの
16分音符くらいで練習したほうがいいと思います。
■左手だけトレーニング
スウィープピッキングというと右手のテクニックのようですが、
左手も重要です。ジョーサトリアーニやリッチーコッツェンなど
ピッキングなし・左手タッピングのみでスウィープっぽいフレーズを
繰り出したりします。ネックにタオルでもまいて
ミュートしたうえでスウィープフォームのタッピングでの
練習をしてみると効果的です。
ここでもテンポに対し自分がどのような音価(音の長さ)のリズムで
タッピングしているか意識してください。
やはり慣れないうちは16分音符を意識するといいと思います。
■2弦ブロック
いわゆるエコノミーピッキングといわれるテクニックです。
沢山の弦を使うスウィープとは違った難しさがあります。
様々な弦やポジションでシーケンシャルな3音のフォームを作って
弾いてみます。
ピッキングのパターンも以下の二つしかないことを意識します。
・ダウン→ダウン→アップ
・アップ→アップ→ダウン
下で紹介するフレーズも繰り返し練習に慣れてきたら
アドリブに取り込んだり、フレーズ作成に使用して
自然に繰り出せるようにがんばりましょう。
■3弦ブロック
3弦またがりになると色んなパターンが考えられますが
まずはダウン→ダウン→ダウン→ハンマリング→プリング→アップ→アップの
パターンに慣れるのがいいかと思います。
一応、コードフォームを意識しながらブロックを考えます。
Eマイナー/Eメジャーのフォーム例を示します。
繰り返し繰り出せるようになったらアドリブなどに盛り込んでいきましょう。