君と私と違う春
君と私と違う春
今年の春は本当に寒くて
冬のコートを直せずにいたの
君は急に旅立ちを告げて
私は心の整理に戸惑ったの
当たり前の状況も
そこで終わりを迎えた
もしなあなあで続いても
お互いその上に行けない訳で
君は実は重たい腰を上げて
自分を変えるステージに立った
それに追い付きたい気持ちが
今は熱を帯びているんだよ
春なのに冬の様相して
置いてけぼりくらった
子どもみたいにほおけてしまった
それでも否応なく季節は過ぎて
君がいなくなった事をやっと知るの
私もこの重たい腰を上げて
君とは違うステージに進む
そしたらいつかきっと
また会えるかもしれないね