四月は君の嘘
先週TVでも放送されましたが、そのちょっと前にDVDで鑑賞しました。
DVDを借りるとその直後にTV放送があるのは私の常です(笑)。
元々原作の大ファンだったので、正直実写化は反対でした。
物語は当然良いのですが、まあそれは音楽漫画の実写化の性とでもいうのか…。
類いまれな才能を持つ天才ピアニスト有馬公生は、
母親が他界してから演奏できなくなってしまう。
高校2年生のある日、幼なじみを通じて彼は
勝ち気で自由奔放なバイオリニスト宮園かをりと出会う。
その独創的な演奏に触れたことで、
公生は再びピアノと母との思い出と向き合うようになる。
一方のかをりは、ある秘密を抱えており…。
(2016年・日本)
ある程度の長さの物語をまとめているから仕方がないとは言え、
前半からの一々が説明っぽくて中々映画の世界観に入り込めませんでした。
また長い原作を短くしようとすると、
こんなに陳腐になってしまうのかなぁと感じると同時に残念に思います。
過剰演出になってしまってる感も否めなくて、
そこでまた冷めてしまう自分がいたのも悲しいかな事実であります。
でもストーリーはやっぱり大好きなので、
自分を見て、認めてくれる人がいることがどれだけ素晴らしい事で、
それをいつどういう風に知るかがとても大事だと改めて思います。
それを知る事が。ちゃんと知る事が。
でも詰め込み過ぎて、散らかってしまった感じが残念でした。
個人的には演奏シーンとBGMのギャップも気になったかな。
親友のワタリはこんなに格好いいキャラだったか?