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都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

【Cakewalk by BandLab】ProChannelについて

Cakewalk by BandLab特有のエフェクトProChannelのことが
よくわからなかったのでマニュアルよりメモ。
Cakewalk by BandLabとSonarで全く差分がないかは、まだ検証してないです。
   ProChannel(PlatinumおよびProfessionalのみ)
   ProChannelは、インスペクタおよびコンソールビューで、オーディオトラック、インストゥルメントトラック、およびバス単位で動的に追加、削除、および録音できるオーディオ処理モジュールで構成されています。ProChannelは、1つのプロセッサにコンプレッサー、イコライザー、Tube Saturation、コンソールエミュレーション、テープエミュレーション、Convolutionリバーブが組み込まれています。ProChannelを使用することで、トラックやバスでのミキシングをすばやく簡単に行うことができます。
図411.    ProChannelは、各チャンネルにコンプレッサー、イコライザー、Tube Saturation、コンソールエミュレーション、テープエミュレーション、Convolutionリバーブの処理を提供します。
   SONARに含まれているProChannelモジュールは次のとおりです。
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   COMP(Platinumのみ):コンプレッサーモジュールによって、ダイナミックレンジを制限し、全体的なレベルのバランスを調整できます。コンプレッサーを使うと、音量の大きい部分の音量が下がり、より均一なレベルになります。SONARには、2つのコンプレッサーモジュールが含まれています。
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   PC76 U-Type Channelコンプレッサー:これは、トラックでProChannelを使用する場合のデフォルトのモードです。このモードは、プロのスタジオやレコーディングで使用されている、世界的に有名なソリッドステート(F.E.T.)コンプレッサーを細部までモデルとしています。サウンドの明るさと存在感を引き出せるという利点がよく知られています。一般的にはボーカルトラックで使用されますが、ステレオドラムバスやギタートラックでも使用してみることをお勧めします。詳細については、PC76 U-Type Channelコンプレッサーモジュール(Platinumのみ)を参照してください。
 
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メモ:   PC76 U-Type Channelコンプレッサーは、サイドチェインをサポートしていないクラシックコンプレッサーのハードウェア回路を忠実にモデル化しています。つまり、PC76 U-Type Channelコンプレッサーもサイドチェインをサポートしていません。サイドチェインを使用する必要がある場合は、PC4K S-Typeバスコンプレッサーモードを使用してください。
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   PC4K S-Typeバスコンプレッサー:これは、バスでProChannelを使用する場合のデフォルトのモードです。このモードは、世界で最も成功したアナログのスタジオ制作用ミキシングコンソールに付属している、有名なセンターコンソールステレオバスコンプレッサーに基づいています。ミックスにパンチとドライブ感を与えることができるという利点がよく知られています。ピアノやドラムなどのインストゥルメントにも適しています。このモードはサイドチェインをサポートしています。詳細については、PC4K S-Typeバスコンプレッサーモジュール(Platinumのみ)を参照してください。
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   QuadCurveイコライザーQuadCurveイコライザーモジュールによって、楽曲またはサウンドの周波数スペクトルを微調整できます。6つの周波数域を個別に制御し、特定の周波数レンジをアッテネートまたはブーストしたり、オーディオ信号の全体的な特性を成形することができます。イコライゼーションは、特殊エフェクトなどを追加するために、特定の周波数を追加または強調したり、ノイズ、ハムノイズ、または低域ランブルノイズを除去するなど、独創的な用途でも使用できます。QuadCurveイコライザーフライアウトパネルには、リアルタイムFFTスペクトルアナライザーもあります。詳細については、QuadCurveイコライザーモジュールを参照してください。
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   Tube Saturation(Platinumのみ):デジタルオーディオ録音では、時に冷たく平坦な音になることがあります。Tube Saturationモジュールは、高度なアナログ真空管回路モデリングを採用しており、個々のトラックやミックス全体に最高品質のアナログ感覚のあたたかみを適用できます。このプラグインには、実際のアナログ器機が持つ「生き生きとした」特性を再現する、様々なオーディオ入力に対応する高レスポンスの仮想真空管が用意されています。その結果、従来の真空管アンプから生まれる、暖かみのある臨場感あふれるアナログサウンドが実現します。詳細については、Tube Saturationモジュール(Platinumのみ)を参照してください。
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   Softube Saturation Knob:Saturation Knobは、ドイツSoftube社のFET(電界効果トランジスタ)による歪みとコンプレッション回路をモデリングしており、つまみ1つで真空管のもつ暖かみのあるサウンドをトラックに加えることができます。詳細については、Softube Saturation Knobを参照してください。
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   Console Emulator(Platinumのみ):Console Emulatorモジュールは、SONARのミキサーで3つのクラシックなレコーディングコンソールのサウンドをエミュレートします。詳細については、Console Emulatorモジュール(Platinumのみ)を参照してください。
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   FX Chain: FX Chainモジュールでは、FX ChainというオーディオFXプラグインチェインプリセットの保存や読み込みが可能です。FX Chainモジュールは、ほかのProChannelモジュールの間に挿入可能なFXラックとして使用できます。詳細については、FX Chainモジュールを参照してください。
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   BREVERB SONAR ProChannel(Platinumのみ)OverloudのBREVERB SONAR ProChannelモジュールは世界レベルのスタジオリバーブを提供します。プロレベルのプリセットが数多く用意されています。SONARには、VSTとProChannelの両バージョンに対応したBREVERB SONARが組み込まれています。詳細については、BREVERB SONAR VSTバージョンのヘルプボタンをクリックしてください。
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   Tape Emulator(Platinumのみ):OverloudのTape Emulatorモジュールを使用すると、デジタルミックスにアナログの磁気テープサチュレーションの暖かみと豊かさを追加できます。詳細については、Tape Emulatorモジュール(Platinumのみ)を参照してください。
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   REmatrix Solo:OverloudのREmatrix Soloモジュールは世界レベルのConvolutionリバーブを提供します。これには、MoReVoXによる100種類のIR(インパルスレスポンス)データが含まれています。独自のIRをインポートして、任意の単一IRのEQ、長さ、ディレイ、ステレオフィールドを制御することもできます。REmatrixは、Convolutionリバーブの忠実な再現性とアルゴリズミックリバーブの柔軟性を兼ね備えています。含まれているプリセットは、実際のミキシングセッションで作成されたものであり、音楽制作やミキシングでそのまま使うことができます。詳細については、REmatrix Solo convolution reverbを参照してください。
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   Bark of Dog:Boz Digital LabsのBark of Dog ProChannelモジュールは、トラックの低域に大きなエネルギーを加えることのできるレゾナンス調整可能なハイパスフィルタです。低域をコントロールしつつ強調することができます。詳細については、Bark of Dogを参照してください。
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   Panipulator:Boz Digital LabsのPanipulator ProChannelモジュールを使用すると、さまざまなステレオ設定およびモノ設定に対して、ステレオミックスがどのように解釈されるかをシミュレートできます。ミックスのモノ互換性を調べ、適切なステレオモニターで聞くと必ずしも明らかにならないような、ステレオフィールドのさまざまな問題を特定してください。詳細については、Panipulatorを参照してください。
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   Style Dial FX:Style Dial FXは、シンプルなユーザーインターフェースを備えたパワフルなオーディオ処理用モジュールです。それぞれのStyle Dial FXモジュールには、目的のエフェクトを調整するためのつまみが1つあるだけです。このつまみでは処理の度合いの範囲を指定します。SONARに含まれているStyle Dial FXは次のとおりです。
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   GRIT(サチュレーション):デジタルオーディオ録音では、時に冷たく平坦な音になることがあります。GRITモジュールでは、周波数のサチュレーション処理をスムーズに行い、真空管のもつ暖かみのあるサウンドをトラックに加えます。つまみを調整して、暖かみのある真空管サウンドから現代的なアンプオーバードライブまで、さまざまなニュアンスを加えることができます。詳細については、GRIT(サチュレーション)モジュールを参照してください。
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   MAX(ボリュームマキシマイザー):MAXモジュールは、ダイナミックレンジを圧縮することにより、つまみ1つで透過的にトラックまたはバスの全体的な音量を上げることのできるボリュームマキシマイザーです。MAXは、便利なトラックレベラーおよびコンプレッサーとして使用できます。詳細については、MAX(ボリュームマキシマイザー)モジュールを参照してください。
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   SPACE(リバーブ/アンビエンス):SPACEモジュールでは、オーディオ信号にリバーブ/アンビエンスを加えます。小さな部屋から大規模なホールまで、さまざまな環境を疑似的に再現します。つまみの値を大きくするほど、大きな空間がシミュレートされます。詳細については、SPACE(リバーブ/アンビエンス)モジュールを参照してください。
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   SMOOTHER(de-esser / de-harsher):SMOOTHERモジュールは、ボーカルとギター用に設計されており、臨場感を失わずにシビランスや耳障りな周波数を取り除きます。詳細については、SMOOTHER(de-esser / de-harsher)モジュールを参照してください。
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   GATER(ノイズの除去):GATERモジュールは、トラック内の不要なノイズを除去するためのシンプルなノイズゲートです。詳細については、GATER(ノイズの除去)モジュールを参照してください。
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   DEPTH(コーラス/ステレオ形成):DEPTHモジュールによって空間が広がり、音の広がりと音量の増幅を体感できます。詳細については、DEPTH(コーラス/ステレオ形成)モジュールを参照してください。
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   PULSE(トレモロ):PULSEモジュールでは、ボリュームの自動増減エフェクトが加えられ、設定値を上げるとわずかなサチュレーションとモジュレーションが発生します。詳細については、PULSE(トレモロ)モジュールを参照してください。
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   SHAPER(トランジェントコントロール):SHAPERモジュールは、オーディオ信号のアタック成分を、ディケイ/サスティン位相とは独立して作成できます。詳細については、SHAPER(トランジェントコントロール)モジュールを参照してください。
   将来的には、Cakewalkサードパーティー製の追加モジュールを使用できるようになります。外部ProChannelモジュールのヘルプについては、モジュールを選択し、F1を押してオンラインヘルプを開いてください。
図412.    ProChannelモジュール PC76 U-Type Channel Compressor PC4K S-Type Bus Compressor QuadCurve Equalizer Tube Saturation Softube Saturation Knob Console Emulator FX Chain Tape Emulator REmatrix Solo REmatrix Solo
   ProChannelの表示/非表示を切り替える
   コンソールビューでProChannelの表示/非表示を切り替えるには、モジュールメニューをクリックし、ProChannelをクリックします。
   インスペクタでProChannelの表示/非表示を切り替えるには、インスペクタ表示部の上部にあるProChタブをクリックするか、Ctrl+Iを押します。
 
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メモ:   VSTプラグイン形式には技術的な制限があるため、ProChannelモジュールの1つ以上のインスタンスを表示することができません。そのため、同じProChannelインスタンスを、同時にインスペクタおよびコンソールビューに表示できません。インスペクタでProChannelを開くと、コンソールビューの同じProChannelは閉じられます。逆の場合も同じです。
   コンソールビューでProChannelを折りたたむ/展開する
   インスペクタまたはコンソールビューの折りたたむ/展開するボタン  をクリックします。
   ProChannelのすべてのインスタンスを閉じるには、Ctrlキーを押しながら折りたたむ/展開するボタン  をクリックします。
   
    
 
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メモ:   コンソールビューでProChannelを展開すると、ProChannelはチャンネルストリップの右側まで表示されます。
    
   関連項目: