SHIINBLOG

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

【ギター】Gibson/SG 61 Reissue

どもdeeです。

 

2018 5/2にGibsonが破産申請を受けました。

そんな折、ギブソンのギター1本購入しました。

Gibson/SG 61 Reissueです。

 

ホントのこといえばバイブローラー付きのSGが欲しかったのですが

どれも高いし予算もそんなない。。。

というわけでレギュラーラインでは最高峰の61 Reissueです。

中古(90年代はもはやヴィンテージ?いやそれはないか)で相場の半額くらいでした。

 

使ってみた感想

f:id:livaeal:20180503200324j:plain

よく考えてみるとギブソンのエレキを所有したのって初めてでした。

アコギはJ-45を所有していたのですが。

SGに関していえばギブソンのものを弾くのも実は初めてでw

やっぱり本家は良かったなあ。ネックは薄くて弦高も低いです。

ハイフレットも低めで弾きやすい。

ストラトからSGに持ち替えると1フレットが遠い感覚は独特。

その代わりハイフレットの弾きやすさは、今まで色んなギターを弾いてきたけど別次元や!

ローフレットが遠い&ハイフレットが弾きやすいってのは

明らかに繰り出されるフレーズが変わるので

アドリブプレイヤーは一回体感したほうがいいギターかもしれません。

総重量は測ってませんが、軽いです。最近軽いギターが好きw

よく言われるネック落ちはこのギターにもありました。

(ラージヘッドだしね(^_^;))

弾いているときはそこまで気にならないのですが、

エフェクターのパラメータを替えたり、譜面にメモしたりするときには

ネックバランスへの気遣いがちょっと面倒ですねw

座って弾いた感じはストラトよりフィット感いいです。

 

サウンドはもうちょっと高音出てもいい感じ。

抜けが悪いわけではないのですが、なんとなくもうちょっと元気があってもいい感じ。

ピックアップの出力はちょうどいい感じで、耳に痛くないカッティングとかできます。

SGのネックはデットポイントがあるといいますが、

こいつは相当弦高を下げないければ大丈夫です。

サスティンは自分の基準では全然気にならない感じに長いです。

 

 

仕様の確認

シリアルを調べてみると94年製。何故か自分には90年代のギターに

縁があります。。。

f:id:livaeal:20180503200455j:plain

格安の理由はこちら。ネックにクラックがあるからです。

既に補修済みでしO型のワイはちゃんと実用に耐えられれば

こういうのは気にしません。

(多くのギタリストはギブソンギターはネックが一度折れて修理したほうが

いい音になったといってますw)

ペグにはGIBSON DELUXEの文字が刻印されている

定番のクルーゾンタイプです。

が、GIBSON DELUXEと刻印があるのはクルーゾン製ではないそうです。

シャーラーかゴトー製らしい・・・がそもそもチューニング精度があんまり良くない。

うちにはシャーラー製、ゴトー製のペグを搭載しているものも

ありますがこんなに回したときの遊びが大きくないんですよねー。

古いものの割には、ペグは錆びたりしてないので後から付け替えたかもね。

サウンドハウスで8000円くらいで売っている。

www.soundhouse.co.jp

 

f:id:livaeal:20180503202240j:plain

Gibsonのロゴとクラウンマークはゴールド。94年のSG 61 Reissueは金色らしい?

トラスロッドのカバーはレスポールSGを意識したものに取り替えられてます。

こういう細かい拘りはキライじゃないですw

ネックのダメージがちょっとだけ表面板にでてます。

 

f:id:livaeal:20180503202739j:plain

ピックガードは4プライ。珍しいと思ったけど他の94年製を調べてみたら

やっぱり4プライ。ロゴの金色といい94年にはなんかあったん?

ピックアップは57クラシックかと。ボディは単板のマホガニーっぽいです。

ボディ、単板って初めてかも。木目は控えめですが、控えめな木目も好き。

フロントピックアップ前のカバーが外されてます。

ちなみにアンプを通さないと生音は結構デカいし、アタックが立ってる感じ。

うちが所有するギターではPakerの次に生音のアタックが出てます。

iPhoneで動画撮るとアンプの音と同時に生音のアタックも録音しちゃうw

 

f:id:livaeal:20180503203945j:plain

裏面。大きな筋が入ってますが木目のクセのようです。

少し裏側は塗装に曇りが入ってます。コントールキャビィの形が見慣れない感じ。

カクっとしたところとネジの位置が気になりますが、こんなもん?

f:id:livaeal:20180503204224j:plain

空けてみた。SG 61 Reissueのボリュームポッドは300kΩが使用されているらしいです。

サウンドに元気がないって印象はこれかなーと思ってます。

抵抗が低いと高音が抑えられてしまうらしいので、自分的には

ありがたい仕様ではないですねー。

500kに改造したいと思いましたが、結構タイトに作ってあるので

変更するのはちょっと面倒だなーと思ってます。

ザクリは最小限で配線も太いです。

 

でっ、ていう

なんていうか新鮮で良かった。

もっとロックロールなギターかと思いましたが

早弾きタッピングとかのテクニカルなのは全然いけそう。

ジャズをやる、クランチ時の色気がもっと欲しいときには

もうちょっと高音の解像度が欲しい。

座ったときにはストラトっぽいバランスで弾けて

ストラトよりハイフレットは弾きやすいですが、

立ったときに弾き心地は、やはり独特です。

 

今はSGスペシャルやフェイテッドなど廉価版も充実しているので

ストラトやソロイストのようなギターばかり集めて

マンネリしちゃう前に一度SGを試したら新鮮かも。

意外と守備範囲が広そうです。