SHIINBLOG

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

アマデウス

今回も昨日に引き続き、クラシックの偉大な作曲家をモデルにした映画を。

今日はウィーン古典派三大巨匠の一人である

モーツァルトをモデルにした『アマデウス』。

モーツァルトの本名が「ヴォルフガング・アマデウスモーツァルト

アマデウス』なんだと、これで知りました。

 

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昨日紹介した『チャイコフスキー』を観た前後にこの作品を知り、

同じ様なイメージで観ましたが、もう、全く違いました。

因みに、両面再生のDVDを手にしたのはこれが初めて。

 

モーツァルトの死をめぐる豪華絢爛な舞台劇を、

見事にフィルムに転化した傑作。

物語はかつて宮廷音楽家だったサリエリの回想から入り、

モーツァルトの人物像を追っていく。

1984年・アメリカ)

 

160分の超大作なので、観るのにも気持ち(と時間)の準備をしましたが、

予想以上に面白くてあっという間でした。

 

モーツァルトに憧れたサリエリの回想から始まる設定だからこそ、

曲の解釈も自然に入ってくるし、

流れる音楽もより美しく響きました。

 

モーツァルト役のトム・ハルスの無邪気な表情がまた良い。

豪華なファッションや背景などのヴィジュアルも観てて楽しいし、見応えがあります。

 

サリエリの「才能」への嫉妬と憧れがよく表現されていて、

そういう複雑な思いが入り混じった上での評価というのが

すごく共感出来たし、深みを帯びていました。

モーツァルトが素直であればある程、拍車がかかる思い。

まさに「愛憎」をひたに感じます。

 

オペラを始めとして、音楽全般聴き応えもあります。

フィガロの結婚”や“ドン・ジョヴァンニ”などが出来るまでに、

こういう逸話があったのかというのも興味深かったです。

 

ラストの作曲シーンは圧巻。


アマデウスLIVE_公演予告映像