SHIINBLOG

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

昭和歌謡大全集

今日も昨日に引き続き「昭和歌謡曲」に焦点を当てた作品を。

今回はそのものズバリ『昭和歌謡大全集』。

村上龍さんの小説を映画化した作品です。

f:id:livaeal:20181013122731j:plain

昭和歌謡」は好きですが、やっぱりこれもハマらず…。

 

東京都調布市

この町に暮らす6人の少年、イシハラ、ノブエ、ヤノ、スギヤマ、カトウ、スギオカ

普段はバラバラに生活している彼らは、

儀式と称して定期的にカラオケ・パーティを行うことで繋がっていた。

彼らがそこで歌うのは昭和の歌謡曲のみ。

ある日、睡眠不足のまま町をさまよっていたスギオカに、

猛烈なスピードで歩いて来た中年女性ヤナギモトがぶつかる。

転びかけたスギオカだったが、無視して歩き去るおばさんのお尻に欲情を覚え、

怒るどころかお茶に誘い…。

(2002年・日本)

 

映画として、というよりまず物語の価値観自体に

共感を覚えませんでした。

見れば見るほど嫌悪感が増すのはあんまりない(笑)。

ノリが好みじゃなかったのもありますが。

 

クライマックスで語られる「オバサン」の定義にはなるほど納得。

多分その「定義」があっての上で作品だから、

嫌悪感を抱いても当然か、と思うに至りました。

 

それも込みで、どうして「昭和歌謡」にこだわるのか、

その意図が読めないままでした。

元々の設定もあんまり生かせてない感じ。

でも、役者さん達は好きです。


Karaoke Terror 2003 - Movie Trailer