【ギター】Spirit by STEINBERGER GT-PRO Deluxe その②
どもdeeです。
買ってから随分時間経ってしまいましたが
【ギター】Spirit by STEINBERGER GT-PRO Deluxe その②です。
前記事はこちら。
前回より細かいところにツッコンでいこうと思います。
弦交換の仕方
スタインバーガーの弦交換の仕方。
普通のギターと違ってちょっと特殊です。
チューニングのためのファインチューナー、
こちらを回しきるとポールエンドが出てくる仕組みです。
通常はスタインバーガーのためのダブルポールエンド弦を使用しますが、
ヘッド側に専用アダプタがあれば通常の弦を使用できます。
…実はダブルポールエンド弦、使ったことないです(-_-;)
理屈はフロイドローズ搭載の弦に似ていてアダプタに弦を通して
六角レンチを閉めるだけです。
チューニングして弦が安定してきたら、この飛び出た部分は切ってしまいましょう。
定番の改造、TT-0365-05
チューニングのためのファインチューナー。
こちらの動きのニブさを解消する定番の改造です。
ファインチューナーについているワッシャーを
TT-0365-05というテフロンワッシャーに変更します。
廣杉計器で買いました。送料とコンビニ振込み手数料も合わせて670円…
結構、高いなw 6個しか必要ないですが50個からでした。
ファインチューナーを取り外すとこんな感じで黒いワッシャーがついてます。
これを白いテフロンワッシャーに変更します。
1個だけつけたぶんには白さはそんなに目立ちません。
ファインチューナーは動きやすくなり、弦交換やチューニングやりやすくなります。
現在の搭載ピックアップ
スピリットのピックアップについて
ネットでの評判を見ると、たまにクリーンが出ないなんて評価を見かけました。
自分のギターには、きっちりクリーンでます。
どうもSELECT Designed by EMGとのネーミングがついてるものが
評判が悪いようですね。
近年のものはシンプルにSTEINBERGERとだけ書いてある
プラカバーのピックアップが搭載されており以前と違っているようです。
近年もののピックアップは自分の使ってみた感想だと
出力小さめでクリーン、ただエフェクトの乗りはよく
歪ませればしっかり歪むって印象です。
開けてみたらBHCピックアップでしたw
エピフォンをはじめ安い韓国・中国製のギターに搭載されていることが多い
ピックアップでメルカリでよく売ってますw
スタインバーガーのはプラカバードのEMGチックなピックアップで
エピフォンレスポールなんかと中身まで一緒かわかりません。
他にはB.C.RichやTokaiのギターなんかにも採用されている
…なかにはフォトジェニックなんかのレスポールにも採用されていたとか。
音が貧弱と悪名高いミドルピックアップ。
しかもピックアップの高くてピッキングの邪魔になるとのこと。
空けてみたらシングルにスポンジが2ブロックほど接着されている。
ダイレクトマウント、バネなしでもスポンジの反発力で
高さ調節できるってアナログ志向。
ピックアップは換えたほうがよさそうですが
このギターに合うピックアップが思い浮かびません。
スペースがなくてEMGは不可ですw
ブリッジ…R-Tremについて
R-tremについて。
こちらはSpritsで一番不満がある点です。
アームが付いているのですが、とにかく硬く
稼動範囲もあんまり広くない。
というわけでバラして問題点を探ってみました。
弦を外してユニットを外してみると
ユニットを支える台とその真ん中に大きなスプリングがあるのを
確認できました。
どもアームの動きがシブいのはこのバネの強さが強すぎから?
またこの台をホンの数mm後ろにずらすと稼動範囲が広くなるかも!?
台を外すとネジ穴4つとアース線がはってある穴がw
穴埋めして台を設定しなおすのは比較的簡単そうですね。
もし代替スプリングを試して
動きが軽くなったって意見があれば教えてください。
今のところ、アームの動きには耐えられず
ブリッジは固定してアームレスで使うことになりそうです。
まとめ
というわけでマニアックな箇所まで掘り下げましたが、
このギターを購入を検討されている方は、
以下2点は留意しておいたほうがいいかも。
・ピックアップはクリアだけどパワーがない
(センターPUはデフォでは高さも下がり切らない)
・アームは使い物にならない
しかし実売4万以下のギターとしては
かなり出来はいいかな。
ボディが鳴りがない…みたいな評価もありますが
そんなことないと思います。
このギターを弾くと、鳴りの重要な部分って
ネックの質と全体の質量かなあって思います。