ジュリーと恋と靴工場
今週は「靴工場」を舞台にした二つの音楽映画をご紹介。
今日はフランスのミュージカルコメディ“ジュリーと恋と靴工場”。
題名とパッケージのデザインからすごくポップな感じを受けましたが、
イメージとはちょっと違いました。
田舎町で生活している25歳のジュリーは、就職難の中、
ようやく高級靴メーカーの工場での仕事に就く。
しかし、工場は近代化の影響によって閉鎖される可能性があり、
女性靴職人たちは抗議するためパリの本社に乗り込む。
そして騒動に巻き込まれクビになりかけたジュリーと靴職人たちは、
“戦う女”と名づけられた赤い靴を復活させて危機を乗り切ろうとする。
(2016年・フランス)
題材はとても良いし、ミュージカルにも関わらず
華やかさがなくてパッとしなかったのが残念でした。
全編ボサノバだったので、まったりしてしまって間延びした感じ。
ボサノバ自体は私も好きだし、
そういう曲を使う事自体は良いと思うのですが、
ミュージカルで全曲となるとパンチがなくなるというのが正直な所です。
全体的にフワフワしてる印象で、
終わり方も良く分かりませんでした。
うーん、不思議な感じ。