SHIINBLOG

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

歌い手魂其の二十二・P!NK

本当はもう少し後に紹介しようと思っていましたが、

昨日Linda Perryを紹介した流れで今回はP!NK

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元々R&Bシンガーとして2000年にデビューしたP!NKですが、

正真正銘のロック姉ちゃんです。

デビューアルバム『Can't take me home』は

Babyfaceなどのプロデューサーを迎えての制作で

海外では売れていたようですが、

私が知ったのは2ndアルバム『Missundaztood』から。

このCDが先述したLinda Perryとの共作が多く、

かなりロック色の強い作品が主となりました。

 

その中でも私が聴くきっかけとなったのが

AerosmithSteven Tylerとのデュエット曲“Misery”。


Pink & Steven Tyler - Misery

この曲調も好きだし、P!NKの声も凄いし、

何より当時、Steven Tylerが好きだった私にとっては相当の衝撃を受けました。

ハスキーボイスで高低音どちらともいけるP!NKの声に、

複雑に絡み合うSteven Tylerとの掛け合い。

 

この曲もLinda Perryが作ったそうですが、

最初にP!NKが聴いた時、「Janis Joplinみたイケてるわ」(←私訳)

と思ったそうです。

彼女もやはりJanis Joplinをリスペクトしている

アーティストの一人です。

一度、P!NKのLIVEに行った事があるのですが、

その時もJanis Joplinのメドレーを設けていました。

 
P!nk Me And Bobby McGee

 

私はそれからP!NKを好きになって彼女の音源を聴いたりしてたんですが、

映画『ムーランルージュ』の主題歌“Lady Marmalade”が

Missundaztood』の前に公表されているとは思いませんでした。

“Lady Marmalade”はPatti LaBelleのコーラスグループで

発表された曲ですが、ムーランルージュ』の中では

(と言っても劇中に出てくる曲ではありません)

相当ゴージャスに仕上げられています。

youtu.be

この動画は好きで今まで何度観たか分かりませんが、

この曲によってP!NKが知れ渡ったのは良かったと言わざるを得ません。

でも、所謂“色気”を売ったこのPVで

彼女の評価がちょっと違ったものになってしまったのかな、

と言うのは何となく感じます。

でもこの曲もPVも単純に大好きです。

 

2003年にリリースした3rdアルバム『TRY THIS』は前回に引き続きLinda Perryと共作、

また、RancidのTim Armstrongも参加し、パンク色も強いアルバムです。

この中の“Trouble”は、ソロとしては初のグラミー賞を獲得しています。

オリジナルは重厚なサウンドなのですが、

調べていたらアコースティック版があったのでそっちを載せます。

かなり印象が違って面白いです。


P!nk-Trouble (acoustic)

 

5thアルバム『Funhouse』からのシングル “So What”で

ソロとしては初の全米1位をとったそうです。


Pink "So What" iHeart Radio Music Festival Las Vegas 2012

LIVEのDVDを観ても凄いのですが、

アクロバティックな事をしながら歌うスタイルはとにかく圧巻です。

筋肉も隆々ですから、相当なトレーニングをしているんでしょう。

 

他にも紹介したい曲はあるのですが、結局私好みの一曲“Free”を。

youtu.be

“Misery”にしてもそうなのですが、

こういう「泣きのブルース」は個人的にツボです。

それでP!NKのパンチのあるハスキーボイスが乗りますから最高です。

 

元々P!NKLinda Perryのファンで、

彼女と一緒に曲を作りたいという一心で

Linda Perryの連絡先をゲットして直接交渉したそうです。

最後にそんな二人が一緒に演奏している動画を。

昨日オリジナルを載せましたが、4Non Blondsの“What's Up”。


PINK & LINDA PERRY "What's Up" Duet