歌い手魂其の三十・Norah Jones
熱い(重い?)のが続いた後、丁度前回のDave Grohlとコラボ映像を紹介したので、
今回はクールダウンでNorah Jones。
ピアノの弾き語りのイメージが強かったので、
ギターも弾くんだとちょっとびっくりしました。
基本的には勿論ジャズ・歌手であり、ジャズ・ピアニストです。
でも、お父さん・異母妹がシタール奏者という不思議な一家。
2001年にレコード会社と契約、
2002年にデビューしたNorah Jonesを世間に知らしめたのは
やっぱり“Don't Know Why”でしょう。
囁きかけるような、優しい声が胸に沁み入ります。
この曲が収録されているアルバム『Come Away With Me』で
グラミー賞8部門を獲得すると言う快挙。
2ndアルバム『Feels Like Home』では
Ray CharlesやDolly Partonとコラボしたり、またも躍進します。
(Dolly Partonはカントリーの歌手で、Whitney Houstonで知られる
“I Will Always Love You”を歌っていた方です)
そのコラボ曲“Creepin' in”
Norah Jones feat Dolly Parton - Creepin' in
元々Norah Jonesは色んな曲を聴いて育ったみたいですが、
ジャズに留まらない音楽性の多様性が感じられます。
『...Featuring』というアルバムもリリースしているように、
本当に様々なミュージシャンとコラボしているNorah Jones。
そのアルバムの中には入っていませんが、
Bonnie Raittと“Tennessee Waltz”をカバーしています。
曲もBonnie Raittも好きなので聴いてみたら、
かなりアレンジされててカッコいいです。
Bonnie Raitt Norah Jones~Tennessee Waltz
最初に異母妹がシタール奏者だと書きましたが、
『...Featuring』では一緒に演奏しています。
Anoushka Shankar - Traces Of You ft. Norah Jones
何とも不思議な世界観。こういうのも時にはいいですね。
画像で検索したらギターを弾いてる姿が目立ちましたが、
動画で検索したらやっぱり圧倒的にピアノ姿が多かったです。
今も精力的に活動しているNorah Jones。
色々聴いて、面白かったので最後にBillie Joe Armstrongとのコラボ曲を。
Billie Joe Armstrong & Norah Jones - Silver Haired Daddy Of Mine [Music Video]
因みに、彼女の主演作『マイ・ブルーベリー・ナイツ』は
正直あまり印象に残っていませんが
Norah Jonesがとてもキュートだったのは覚えています。