歌い手魂其の四十三・Salyu
前回、森山直太朗とのコラボで紹介したので
今回はSalyuさん。
包み込むような歌声と独特の世界観はとても奥深さを感じます。
私が初めてSalyuさんを聴いたのは、『Bank Band』の“to U”。
同じくこの曲で彼女の事を知った人は多いのではないでしょうか。
Salyuさんの透明感のある高音の響きと美しさ、
曲の素晴らしさは言わずもがな
桜井和寿さんとのハーモニーがさらにこの曲に力を与えています。
デビューは映画『リリイ・シュシュのすべて』の中で
劇中アーティスト「Lily Chou-Chou」として参加した事から。
映画の中では出演こそしていませんが、
重要な役割を担って存在感を放っています。
元々肺炎にかかったのをきっかけに、
体力をつけるために歌を始めたそうです。
Salyuとしてのソロデビューは2004年。
2006年にリリースされた“Tower”は一青窈さん作詞。
このMVのSalyuさん、めっちゃキュート。
オリジナル曲も多いですが、色んな人とのコラボも多いSalyuさん。
2011年にはまた桜井和寿さんとタッグを組んだ“青空”をリリース。
音域の広さ、歌声、表現力…様々な面で素晴らしいのですが、
歌っている時の表情がとても好きです。
2011年から「salyu × salyu」のプロジェクトを開始。
これは動画でしか観た事がないので、今度ちゃんと聴きたいです。
その中から“ただのともだち”。
salyu × salyu / ただのともだち from 「s(o)un(d)beams+」
いやぁ、ただただ脱帽です。
音楽的にとても興味深いプロジェクトだし、
彼女の天才的な感覚・才能をひしひしと感じます。
そして、これを表現するコーラスの人たちも凄い…
最後にシンプルな曲を。
日本の往年の名曲“翼をください”。
シンプルだからこそ、Salyuさんの歌唱の素晴らしさを再確認するし、
改めてこの曲・歌詞が新しい色を付けたかのように響きます。