SHIINBLOG

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

歌い手魂其の四十九・Brian Setzer

前回グウェン姉さんとのコラボで紹介したので、

今回はロカビリーで一世風靡した、Brian Setzer

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Stray Cats、The Brian Setzer Orchestraを率いる大御所兄さんです。

 

私が以前組んでいたバンドが、一度ロカビリー方面にいった事があり、

その時ちょうどThe Brian Setzer Orchestra(BSO)が来日したので

ライブに行きました。

もう、そのノリと音楽の厚さ、とにかく楽しいライブでした。


Brian Setzer Orchestra - Rock This Town Live Its Gonna Rock (HD)

その時のリーゼント率はかなり高かったです。

ライブが終わった後に皆で行った庶民居酒屋さんにも

いかついリーゼントのお兄様方が沢山いらっしゃったのを

鮮明に覚えています。

(割烹着とリーゼントの組み合わせは中々ファンタスティックでした)

 

忘れられない、と言えば、

その時Brian Setzerの事はほとんど知らないままでライブに行った私。

舞台上を動き回って弾じけまくるBrian Setzerの姿がとても魅力的で、

出た言葉が「かわいい!」だったのですが、

「かわいいとは失礼な!」とギタリストに一喝されました…。

 

BSOは1992年に結成されたビッグバンドですが、

当初はセールスも良くなく、レコード会社との契約も打ち切りになったそう。

今でこそ、その名轟かすところとなりましたが、

そこに達するまでに長年の不遇の時期があったとは

全く知る由もありませんでした。

因みに、全米チャートのトップ10入りしたのは

Stray Cats以来、15年振りだったそうです。

とは言え、トップ10と言っても日本とは勿論土壌が違います。

とは言え、とは言え、これだけのビッグバンドを

15年も続けて行く事はとてつもないエネルギーも当然お金も

モチベーションを保つのも…色んな面で必要な事があったでしょう。

それは想像だに出来ません。

 


BRIAN SETZER THE DIRTY BOOGIE

スイング・ジャズをブームにしたBSOですが、

やっぱり彼がロカビリーをやっていたからこそ

出せる世界観があるのだと素人ながらに思います。

BSOとしての来日コンサートに行きましたが、

その中でもStray Catsの曲を演奏していて、

そのギャップが「どちらともかっこいい」と思わせる

演出をしていました。

 


Stray Cats - Runaway Boys (Live At Montreux 1981)

 

私達のバンドがロカビリーに傾倒した理由が、

「少ない音でどれだけ厚みと色を出せるか」

と言うところからでした。

ギターはフルアコに、ベースはアップライトにして、

より個性を出して行こうとしていたところで

Brian Setzerを教えてもらいました。

(因みに最初にお手本にしたのはAJICOでした)

私は基本、音楽ジャンルに疎いので、

ロカビリーと言われても、説明は出来ないのですが。

(しかもネオロカビリーとか、益々分かりません)

 

イチロー選手のファンだと言うBrian Setzer

日本のCMで起用された曲は“Sexy Sexy”と歌詞を変えて、

日本のベストアルバム版のみに収録されているそうです。

youtu.be

 

これだけの大御所ですから、コラボも沢山していますが、

日本人では布袋寅泰と親交が深いようです。

Charさんも迎えたライブもあったんですね!


布袋寅泰 & Brian Setzer & Char (Live) JEANIE JEANIE JEANIE

 

最初にBSOで紹介した"Rock This Town”も元々はStray Catsの曲。

と言う事で、最後はStray Catsの曲で締めたいと思います。


Stray Cats - Rock This Town

音を重ねればよりイメージに近いものが出来る。

でも、重ねなくてもイイものは出来る。

そう改めて感じる、アコースティックユニットの私です。